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Facebook、ビューアビリティやブランドセーフティーに関する取り組みを発表

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Facebookは、 同プラットフォームを利用した収益化に関する規定を改定し、パートナーとして認められるパブリッシャーやクリエイターの種類、および収益化が認められるコンテンツの種類についての基準をより明確にしました。これらの基準は、インストリーム広告やインスタント記事など、広告がコンテンツに交じって表示される場合に適用されます。


また、自社広告の配信先を把握したいと言う要望に応えるため、Audience Network、インスタント記事、およびFacebook上インストリーム広告の配信先について、キャンペーン開始前の開示に加え、キャンペーン実施後に実際の配信先を確認できるレポート機能も提供する予定です。

これらの基準とツールを組み合わせることにより、より明瞭に、より安心してキャンペーンをご実施いただけるようになるとしています。

また、サードパーティーによるFacebook広告の検証と、ブランドセーフティに関する取り組みついても発表しています。

サードパーティーによる検証について

Facebookは現在、米国の非営利団体であるMedia Ratings Council (MRC)による認定の獲得に向け、審査が進んでいます。MRCはオーディエンス測定サービスについて、3つの主要分野で評価、認定を行います。その主要分野とは、ファーストパーティーの広告インプレッションレポート、サードパーティーのビューアビリティパートナーの統合、そして、動画の2秒再生購入(来年より提供予定)です。1点目については現在進行中であり、他の2点についてもその後実施される予定です。

Facebookは今後1年半にわたり、Instagram、Facebook、Audience Networkのディスプレイ広告および動画広告について、インプレッション集計、ビューアビリティ測定、動画の2秒再生購入に関するMRC認定を取得する予定です。また、ドイツではAGFと共に、クロスメディアのリーチ測定ソリューションを開発しています。

Facebookは、サードパーティーによる測定と検証にコミットしています。サードパーティー測定パートナーとの取り組みは、2008年にスタートし、現在Nielsen、Kantar Millward Brown、インテージをはじめとする世界24社と連携しています。また、ビューアビリティ測定についても、Moat、Integral Ad Science、comScoreの3社と連携しており、さらに、DoubleVerify、Meetricsの2社ともパートナーシップを協議中です。

ブランドセーフティについて

Facebookは、ヘイトスピーチや、暴力やテロリズムを助長する投稿など、コミュニティ規定に違反しているコンテンツは、速やかに削除されるようにしています。しかしながら毎週のように、コミュニティ規定に違反している可能性があるコンテンツについて、何百万件という報告が寄せられています。これらの報告により迅速に対応するため、Facebookではコンテンツレビューチームを4,500人から7,500人へと大幅に増員中です。

DoubleVerifyやIntegral Ad Scienceといったサードパーティーと密に連携し、広告主のニーズに合ったブランドセーフティツールや設定機能の提供を心がけています。さらに、Facebook上の不正や詐欺の撲滅に長年取り組んできたことによる知見をより広く役立てるため、Trustworthy Accountability Group (TAG)が提供する「Certified Against Fraud」プログラムへの加入も手続き中です。

Facebook広告では、特定の配置やコンテンツカテゴリを配信先から除外することができるほか、来週からは、キャンペーンの開始前に予想される配信先を確認できるようになります。Audience Networkの参加パブリッシャーについては10月中に、データが完全に整備される見込みです。キャンペーン実施後のレポートについては数ヶ月後に提供を開始する予定です。

詳細はこちら:
https://www.facebook.com/business/news/providing-more-clarity-and-controls-for-advertisers


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