フジ・メディアHD、ポニーキャニオンのアニメ関連で63億円の特損計上
2026.4.28

フジテレビを傘下に持つフジ・メディアHDは、2026年3月期の通期連結業績予想を下方修正しました。子会社であるポニーキャニオンにおいて、アニメーション関連の構造改革に伴う評価損を計上したことが主な要因です。
ポニーキャニオンでは、昨今のヒット作不足による配分収入の減少に加え、アニメ関連の出資金償却が増加したことで、営業赤字が拡大する厳しい決算状況が続いていました。これを受け、制作費用に関する評価損として約63億円を計上しました。音楽・映像事業全体におけるアニメ事業の採算性を見直し、資産の適正化を図るための減損処理となります。
この結果、同グループの最終的な利益水準は当初の予想を下回る見通しです。今後はコンテンツ制作体制を再構築し、アニメ分野でのヒット創出と収益性の改善を急ぐ方針です。なお、不動産事業の再編検討に伴う税務上の調整なども純損益に影響を与えるとしていますが、配当予想については変更せず維持する予定です。










