博報堂傘下でメタバース広告等のARROVA、26年3月期は1.25億円の最終赤字で赤字拡大
2026.7.14

博報堂グループでメタバース広告などを扱うARROVAの第3期(26年3月期)決算公告が官報に掲載されました。今回の開示は貸借対照表の要旨のみのため、売上高や営業利益、経常利益は非公表ですが、最終損益を示す当期純損失は1.25億円の赤字となりました。前期の当期純損失は0.97億円だったため、赤字幅は29.91%拡大しました。
業績面から債務超過への転落が懸念されていましたが、実際の財政状態は債務超過には至っていません。資産合計1.80億円に対し負債合計は0.27億円にとどまっており、純資産にあたる株主資本は1.53億円のプラスを確保しました。
純資産がプラスを維持できた背景には、期中に実施された大幅な資本増強があります。資本金および資本剰余金がそれぞれ前期の0.75億円から1.88億円へと増資されました。当期純損失の計上に伴い、過去の損益の累計である利益剰余金は2.22億円のマイナス(前期は0.97億円のマイナス)へと赤字幅が膨らんだものの、この増資によって債務超過を免れる形となりました。
博報堂グループのバックアップによる資本増強が行われたことで、今後の事業展開に向けた財務基盤は維持されています。











