小学館、性加害の漫画家起用問題で第三者委報告書
2026.8.4

小学館の漫画配信サービス「マンガワン」編集部が、漫画家の性加害を把握しながらペンネームを変更させて連載原作者に起用していた問題で、同社が設置した第三者委員会は調査報告書を公表しました。
報告書では、「被害女性への人権侵害を助長または加担する対応と評価されてもやむを得ない」と指摘したほか、同社の人権リスクに対する管理体制の不十分さを挙げました。
報告書によると、2020年に児童買春・ポルノ禁止法違反で罰金刑を受けた漫画家に対し、担当編集者は性加害を交際トラブルと認識して示談交渉に参加し、2022年にペンネームを変えて別連載を開始させていました。また、同社の別部署の編集者による取引先女性への性的行為要求なども認定されました。
第三者委員会は再発防止策として、全役職員対象の人権教育や、作家起用などの重要決定に法務室など管理部門が関与するプロセスの整備を提言しました。小学館は事実を重く受け止め、経営責任や再発防止策を公表する方針を示しています。











