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インティメート・マージャー、 広告不正(アドフラウド)対策ソリューション「IM Fraudbuster」をリリース

2015.10.21

企業のマーケティング活動を支援するデータマーケティングカンパニーの株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都文京区、代表取締役社長:簗島 亮次、略称IM)は、自社で保有する約4億件のオーディエンスデータを活用し、広告効果を悪化させるクリック詐欺やロボットシステムであるBOTへの無効な出稿など不正広告への対策を可能にするアドフラウドソリューション「IM Fraudbuster(アイエム フラウドバスター)」をリリースいたしました。

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このたびリリースした「IM Fraudbuster」では、インティメート・マージャーが保有する約4億件のオーディエンスデータを解析することで、BOTである可能性の高いオーディエンスデータやパフォーマンス(広告費用に対する成約数等の広告効果)を悪化させる原因になるオーディエンスを上記グラフのように視覚的に抽出し、Googleの「DoubleClick Bid Manager」や海外製DSPのTURNなど、インティメート・マージャーが連携している50以上のマーケティングツールを活用して、不正な対象を排除しながら出稿できるアドフラウド(不正広告)対策をすることが可能となりました。これにより、広告のパフォーマンスの悪化を抑え、効果的な出稿ができるようになりました。

■背景:不正広告の蔓延

昨今、広告主協会(ANA)とWhite Ops社の調査(※1)によると北米では、オンライン広告における全インプレッションの10~20%以上がクリック詐欺や、BOTへの広告出稿といった不正広告であるといった結果が出ており、広告主や広告配信ネットワークが、無価値な対象に対して出稿させられている被害額は数十億ドルに上るといわれています。さらに、このような不正広告被害は米国だけにとどまらず、日本国内でも問題となっており、広告主はインプレッションの「数」だけではなく、その出稿の「質」について、早急な対策が求められております。

※1 Association of National Advertisers and White Ops study(http://www.ana.net/content/show/id/32948)

■「IM Fraudbuster」のテスト導入で、顧客獲得単価が平均約20%の改善

「IM Fraudbuster」のテスト導入では、導入前後を比較して、CPA(顧客獲得単価)が平均20%程度改善する結果となりました。

■サービスの概要と今後

「IM Fraudbuster」の導入は無料で、運用費は月あたりの広告出稿費用に対して一定のパーセントを徴収するモデルです。インティメート・マージャーは年末までに、「IM Fraudbuster」の20社以上の導入を目標にしております。

【株式会社 インティメート・マージャーについて】

RSCTC 2010 Discovery Challenge(世界最大級の統計アルゴリズム コンテスト)にて世界3位となったビッグデータ分析の実績を持つ代表取締役社長簗島を中心として、2013年6月に設立されたデータマーケティングカンパニーです。日本最大級を誇る約4億のオーディエンスデータと高い分析技術を用い、主にナショナルクライアントや大規模ポータルサイトのDMP構築やデータ活用の支援、データ解析、データ利用チャネルへの連携事業を行っております。2015年8月時点で同社のDMP及びマーケティングソリューションの導入企業は大手金融機関や消費材メーカーを中心として270社を超えています。


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