Apple、AppleNewsを全ての媒体へ開放し広告フォーマットも拡大へ
2016.3.16
Appleは、同社のニュースキュレーションアプリであるAppleNewsをすべての媒体社へ開放をしていく。現在は、限られた大手媒体社のみのものとなっているが、小さな媒体も利用可能となる。
Appleが意識しているのは、GoogleのAMPとFacebookのInstant Articleである。プラットフォーマーたちのニュースコンテンツの囲い込みは激しさを増している。
Googleは、今年の2月にGoogleAMPを一般リリースし、FacebookはInstant Articleを4月に全ての媒体社へ開放すると発表している。
またAppleは、今回のAppleNewsのオープン化と同時に広告フォーマットの拡充も発表した。これまでAppleNewsの広告フォーマットは限られており、媒体社の満足度は高くはなかった。その対策として、動画やネイティブバナーなど多種多様な広告フォーマットの追加を行い媒体社の繋ぎとめを行う。
2016年は、巨大プラットフォーマーのニュースコンテンツ囲い合戦が本格する年になりそうである。