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セールスフォース・ドットコム、Salesforce Marketing CloudとGoogle アナリティクス 360の連携ソリューションを国内で提供開始

salesforce

株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、Salesforce Marketing Cloudと、 Google アナリティクス 360 の連携ソリューションを本日から国内で提供開始することを発表します。これは、昨年11月に Google と発表したグローバル戦略的パートナーシップにおける取組みの一環となります。


業界をリードするデジタルアナリティクスソリューション群である アナリティクス 360 と、世界No.1のマーケティングプラットフォームであるMarketing Cloud が連携することで、顧客のインサイトを実際の成果につなげることが可能となります。

Marketing Cloudと アナリティクス 360 の連携が提供する機能は下記の通りです。
包括的なアトリビューションによる分析とWebページの最適化
今回の製品連携によって、マーケターは、提供しているコンテンツが購入などの消費者動向にどう影響したのかを確認することで、マーケティングアトリビューション分析ができるようになります。
たとえば、ある消費者が購入する前に、人気が高い小売業者からプロモーションのEメールを受信し、オンライン広告を見かけ、そのブランドのWebサイトを訪問し、5分から10分ほどアパレル関連の特定のカテゴリを閲覧したとします。マーケターは、それぞれのチャネルがこの消費者とのエンゲージメントにどのように貢献したのかというより深いレベルのインサイトを得ながら、マーケティングコンテンツやチャネルミックスを最適化することができます。

Audience Activation: オーディエンスの活性化

マーケターは アナリティクス 360 で、購入者、ロイヤリティ顧客、サイトを閲覧するだけの訪問者にカテゴリ分けしたオーディエンスを作成し、Marketing Cloud上でそれぞれとのエンゲージメントを図ることができるようになります。
たとえば、消費財を提供する会社のマーケターが、Marketing Cloudと アナリティクス 360 のダッシュボードで、サイトの訪問者が特定の商品や商品カテゴリに時間をかけて閲覧しているが購入に至らないことに気づいたとします。マーケターは、アナリティクス 360 で「閲覧するが購入に至らない」オーディエンスを作成し、Marketing Cloudにて表示する事が可能です。そこでこのオーディエンスとのエンゲージメントを図るために、追加情報の提供やeメールでのディスカウント提供、デジタル広告やモバイルでのプッシュ通知などをジャーニーに追加することができます。

EメールとWeb分析

今回の連携により、作成したジャーニーに沿って、EメールとWebのパフォーマンス効果のメトリックスやオンライン上でのやり取りの可視化が可能となります。マーケターは、消費者とのエンゲージメントの全容をひとつのダッシュボード上で確認することができます。そのため、マーケターは、散在している複数のチャネルにあるデータを収集するためのクエリを作成しなくても、必要なデータを取得することができます。また、データは15分ごとにリフレッシュされるため、IT部門の作業を待ったり、複雑なクエリを走らせなくても、その時点のインサイトを取得することができます。

本連携ソリューションの再販・セールスパートナーは下記の通りです。
・株式会社電通デジタル
・株式会社アイ・エム・ジェイと株式会社イー・エージェンシー*

*Salesforce Marketing Cloudの再販パートナーである株式会社アイ・エム・ジェイと、Google アナリティクス 360 セールスパートナーである株式会社イー・エージェンシーは、両社で連携ソリューションを再販していきます。

提供開始時期について

● Marketing Cloudと アナリティクス 360 の連携ソリューションは、本日から国内で提供を開始します。
● Audience Activationは2018年第3四半期(8-10月)にパイロット版を提供開始する予定です。


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