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PubMatic 社とソネット・メディア・ネットワークスが業務提携 世界 3大 SSP『PubMatic』を日本市場で独占提供

2014.1.21

ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 地引 剛史)は、この度、PubMatic社(本社:米国カリフォルニア、CEO:Rajeev Goel)が運営するSSP (※1)『PubMatic』の日本国内での独占提供に関して基本合意に至りました。

『PubMatic』は、世界6ヵ国で提供されている SSP です。広告媒体社 が所有する広告枠の収益最大化を目的とした各種機能をはじめ、今後日本市場でも拡大が見込まれる「プライベートマーケットプレイス機能」を搭載され、一元管理できることが特徴です。『PubMatic』が提供する SSP を通じて世界合計、約 1,000 億インプレッションの広告枠が管理・運用され、様々な広告媒体社 の収益最大化に貢献しています。

日本国内では、DSP(※2)の普及により、WEB 広告枠の RTB(※3)取引が急成長しています。一方、広告媒体社では、RTB 取引時における広告枠の自社直接販売への影響や、端末別(PC、モバイル、スマートフォンなど)の広告枠コントロール、複数タグ設置によるクリエイティブ表示遅延の懸念など、様々な課題をもっています。『PubMatic』では、このような課題を解決するために、以下の機能などを搭載しています。

■ プライベートマーケットプレイス機能
プレミアム在庫(付加価値の高い広告枠)を、広告主と広告媒体社が 1対1 で取引 する機能です。通常のRTB 取引とは別の環境で取引相手を指定するため、広告枠の 価値を維持することが可能です。さらに、指定した広告主から申請されるクリエイ ティブのみの審査を行うため、配信までに発生する広告クリエイティブ掲載審査が 短縮され、運用負荷を軽減できます。

■ ブランドコントロール機能
広告媒体社が、必要な条件を設定して、自社の広告媒体価値を維持することが できる機能です。端末別の取引条件や広告枠の設定を一元管理でき、広告配信後のクリエイティブ表示状況を監視し、リアルタイムな状況を把握ができます。 広告媒体社は、SSP『PubMatic』の導入により運用面やコスト効率の最大化に優れたRTB (※3)取引を実現することが可能になります。

今回の業務提携により、当社は日本での『PubMatic』の戦略的パートナー企業となります。 なお、日本国内における『PubMatic』の提供を今春に開始予定です。

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ソネット・メディア・ネットワークス 概要
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2000 年 3 月に設立。インターネットサービスプロバイダー(ISP)を運営するソネット株式会社のグループ会社としてインターネットマーケティング事業を展開しています。国内最古のアドネットワーク事業者として10 年以上の実績があるほか、RTBの市場拡大に先駆け、DSP「Logicad」(ロジカド)を自社開発し、独自のポジションを築いています。

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PubMatic 概要
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2006年、米国シリコンバレーにて設立。世界で最も先進的なSSPの広告管理と配信サービスを開発、提供しています。SSP『PubMatic』の様々な機能は、独自のアルゴリズム(特許 12 件、特許出願中 9 件)技術に基づき、世界 3 大 SSP のひとつとして高い評価を得ています。現在世界 6 ヵ国(米国、英国、ドイツ、フランス、豪州、インド)にて、グローバルサービスを展開し、急成長を遂げています。

※1 SSP(Supply Side Platform)
広告媒体社の広告収益を最大化するためのプラットフォーム
※2 DSP(Demand Side Platform)
広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム
※3 RTB(Real Time Bidding)
広告枠を1 インプレッション毎リアルタイムなオークション形式で入札できる形式


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