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ジオロジック、リアル行動ターゲティング広告「GeoLogic Ad」を提供開始

2016.2.23

株式会社ジオロジック(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 野口航)は、スマートフォンユーザーの現実世界の行動からライフスタイルや興味などを推定する、リアル行動ターゲティング広告「GeoLogic Ad(ジオロジック・アド)」の提供を開始します。


GeoLogic Ad

「GeoLogic Ad」は、スマートフォンの位置情報データなどを解析する独自のDMP(*1)を開発し、ユーザーの興味・属性・ライフスタイルなどを推定して広告配信するリアル行動ターゲティングのアドネットワーク(*2)を実現しました。第一弾として、 独自製品である「GeoGenome(ジオゲノム)」とスマートフォンの位置情報データを掛けあわせたターゲティングを提供します。「GeoGenome」は国勢調査などのデータを分析し、日本全国の町丁目を36のクラスターに分類した居住地プロファイリングデータです。広告主は「超高級住宅地のエグゼクティブ」「育児ニュータウンマンション」「工場勤めの一軒家大家族」などの個々のプロモーションターゲットに合致したユーザーだけにアプローチできます。

GeoLogic Ad

お店の近くにいるユーザーだけにクーポンを配信するような既存のジオフェンシング(*3)とは異なり、「GeoLogic Ad」はスマートフォンユーザーの行動パターンからプロファイルを生成していつでもどこでも広告配信できるため、大きなリーチが期待できます。同時に、店舗を保有する広告主のみならず、アプリやサイトのみを提供しているバーチャル世界の広告主でも位置情報データを活用可能にしました。今後、家計・職業・勤務地・趣味などによるターゲティング広告配信も早期にリリース予定です。

また、スマートフォンアプリへのリアル行動ターゲティング配信以外にも、「GeoLogic Ad」は一般的なDSP(*4)としての機能は当初より揃えています。 PC・スマートフォン・タブレットのブラウザおよびアプリの配信面に対して各種ターゲティング配信が可能であり、配信可能在庫は月間740億インプレッション以上に及びます。国内最大手DSPの最適化およびターゲティングのアルゴリズムを開発した実績を持つメンバーがGeoLogic Adの機械学習アルゴリズムを構築しました。

「GeoLogic Ad」では2015年12月より一部広告主でテストを開始し、CTRが安定して数倍に向上するようになったため、この度一般の広告主へも提供対象を拡大することといたしました。また今後は、多くのDSPを通じて「GeoLogic Ad」を配信できるようにしていきます。

ジオロジックは、来たるIoT時代のマーケティングパートナーを目指して製品開発を進めてまいります。

※「GeoLogic Ad」では氏名・メールアドレス・住所・電話番号などの個人情報は一切利用いたしません。ユーザー識別子として、アプリ広告枠においてはプライバシーフレンドリーなApple社によるIdentification for Advertisers(IDFA)やGoogle社によるAdvertisingIDを利用し、Webブラウザ広告枠においてはcookieを利用します。居住地はユーザー識別子ごとの居住エリア情報のみを推定し、詳細な住所は保持いたしません。位置情報データはアプリ内において位置情報取得の許諾を得たユーザーのみのデータを利用いたします。また、ターゲティングのオプトアウト(拒否)は端末の設定だけで容易に可能となります。オプトアウトのご案内はこちら。

*1 DMPとは
Data Management Platformの略。匿名のユーザーのデータを多角的に分析し、ユーザー群をまとめてセグメントとして生成し、広告配信などへつなげる。
*2 アドネットワークとは
複数のアプリやウェブサイトを横断して広告配信できるネットワークのこと。
*3 ジオフェンシングとは
現実世界に仮想的な柵を作り、その柵を越えたユーザーに広告などを配信する手法のこと。ユーザーの現在の位置によるターゲティング。
*4 DSPとは
Demand-Side Platformの略。広告主の広告効果最大化のための一元的プラットフォーム。一般的にWeb上の管理画面から自由に広告運用を行うことができる。


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