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ブレインパッド、SNS分析時の膨大なクエリ設定工数を激減させる スマート検索機能「Brandwatch Search」を提供開始

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ブレインパッドは、マーケティングリサーチツール「Brandwatch(ブランドウォッチ)」に、新たに、スマート検索機能「Brandwatch Search(ブランドウォッチ・サーチ)」が搭載(*1)されたことを発表いたします。


 この「Brandwatch Search」を用いることで、ソーシャルメディアデータから分析対象となる投稿を抽出するために必要だったクエリの設定が不要となり、誰でも、ワンクリックで、ソーシャルメディア分析が実施できるようになります。

 ソーシャルメディアデータには、消費者のリアルな声や行動状況を表す膨大な情報が集積されており、そのデータ量はいまや1.4兆件以上(*2)と言われています。この有益なソーシャルメディアデータを分析・活用しようとする企業が増える一方で、これらのデータにはノイズ(分析対象として不要な要素や部分)も多く、より的確な分析結果を得るためには、一般的にはノイズを除去するためのクエリ(*3)の設定が必要です。
 しかし、クエリの設定には相応の知識と工数がかかるため、経験豊富なリサーチャー等がいない場合には、マーケティング部門や商品開発部門等がソーシャルメディア分析を実行するにあたっての障壁の一つとなっていました。
 このようなクエリの設定作業の手間を解消するのが、新たに提供を開始するスマート検索機能「Brandwatch Search」です。

■Brandwatchの画面上で、クリックひとつで適切にキーワードを絞ったソーシャル分析が可能に
 例えば、ソーシャルメディアデータから「Apple」という単語を分析対象とする場合、そのままのデータでは、フルーツを指す投稿、企業名を指す投稿、ビートルズのレコードレーベルを指す投稿等が混在してしまいます。そのため、これまでは、分析対象に含めたくない投稿を除外するためのクエリを設定する必要がありました。
 このたび搭載されたスマート検索機能「Brandwatch Search」は、Brandwatchの画面上で「Apple」と入力するだけで、「Apple」が示し得るさまざまなキーワードをリストにて表示します。そのリストから分析したいキーワードをクリックすれば、希望するキーワードに絞った分析が実行されるため、クエリを設定する手間をかけずに分析結果を得ることができます。
 また、キーワードの設定後は、分析結果をすぐに多種多様なグラフに反映することが可能です。これにより、スピーディーに検索・分析のサイクルを回すことができます。
 加えて、「Brandwatch Search」は、インターネット上の辞書や事典サイトをはじめとする情報を元に、機械学習を活用して単語の意味・用法を学習していくため、キーワード設定後のメンテナンスにも手間がかからない点も特徴です。

 「Brandwatch Search」は、「Brandwatch」をご利用中のお客様であれば、追加料金なしでご利用いただけます。

(*1)現在は、英語のみでのサービス提供となります。
(*2)https://www.brandwatch.com/platform/ (1.4 trillion historical conversations back to 2010)
(*3)クエリ(query)とは、データベースからデータを抽出したり操作したりといった処理を行うための命令のこと。


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