UUUM、タイアップコンテンツ・Twitter動画広告に関する態度変容効果を検証
UUUMは、2020年12月に全国のYouTube、Twitterの視聴ユーザー男女600人に対し、タイアップ動画コンテンツおよびTwitter動画広告に関してアンケート調査を実施しブランドリフト効果(態度変容効果)の検証調査を実施いたしました。
【調査結果のサマリー】
1.YouTubeタイアップ投稿、Twitter動画広告施策を実施することで、認知、興味・関心、購入意向すべての調査項目でブランドリフトされる結果となりました。
2.YouTubeタイアップ投稿、Twitter動画広告それぞれの動画視聴者後の行動を見ると、ヤマダデンキでOculus Quest 2 を購入した方のスコアはYouTubeタイアップでは男性が高く、Twitter動画広告では女性が高い結果となりました。
3.YouTubeタイアップ投稿を軸に置きつつ、Twitter動画広告施策も組み合わせて実施することで、よりブランドリフトされる結果となりました。
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ここからは上記のファインディングスの要点を説明いたします。
1.YouTubeタイアップ投稿、Twitter動画広告施策を実施することで、認知、興味・関心、購入意向すべての調査項目でブランドリフトされる結果となりました。
今回のYouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告の接触者と非接触者を比較した結果は以下のとおりです。
※認知・計:「よく知っている」+「名前を聞いたことがある程度」
興味関心度・計:「興味関心がある」+「やや興味関心がある」
購入意向・計「買いたい」+「やや買いたい」
YouTubeタイアップ投稿・Twitter動画広告の接触者が非接触者よりも、Oculus Quest 2に対しての認知、興味・関心、購入意向すべての項目において高いスコアになっており、各ファネルで、インフルエンサーを通した情報発信が、よりユーザーに伝わっていることがわかりました。
■接触者と非接触者のスコアの差(ブランドリフト)比較
認知
YouTubeタイアップ投稿で34.8%の向上 / Twitter動画広告で46.6%向上
興味・関心
YouTubeタイアップ投稿で 23.5%向上 / Twitter動画広告で25.0%向上
購入意向
YouTubeタイアップ投稿で 34.6%向上 / Twitter動画広告で 30.9%向上
クリエイターによる情報発信をすることで、ユーザーに認知〜購入意向までのすべての項目でスコアを上げることができたことがわかりました。
■YouTube、Twitterでの媒体による差
認知スコアはTwitterが若干高い結果、興味関心は同等の結果、購入意向はYouTubeが若干高いという結果となりました。動画の長さの違いとコンテンツの投稿方法の違いによって若干の差が出たと考えられます。
①YouTubeタイアップ投稿 26分7秒、Twitter動画広告1分14秒と長さの違いがあり、YouTubeタイアップ投稿では、情報量が多く、しっかりとした商品理解につながり、購入意向スコアが若干高い結果となったと考えられます。
②Twitter動画は、ターゲット層を絞り込んで動画広告を提示することができ、より幅広いユーザーに短い動画を視聴してもらうことにより、認知スコアが若干高い結果となったと考えられます。
影響力のあるクリエイターアカウントを中心にTwitter動画広告を活用し認知を高めつつ、より深い商品理解を促し購入意向を高めるためYouYubeタイアップ投稿も活用することで、効果を最大化することができると考えられます。
2.YouTubeタイアップ投稿、Twitter動画広告それぞれの動画視聴者後の行動を見ると、ヤマダデンキでOculus Quest 2 を購入した方のスコアはYouTubeタイアップでは男性が高く、Twitter動画広告では女性が高い結果となりました。
視聴者の性別でYouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告の視聴後の行動を分析した結果は以下のとおりです。
※「YouTube動画視聴者」のスコアで降順ソート
YouTubeタイアップ投稿接触者においては男性のスコアが高い結果となり、Twitter動画広告接触者においては、女性のスコアが若干高く出る結果となりました。
当初は、一般的なゲームユーザの男女比率を踏まえ、男性のスコアが相当に高く出ることを予想していましたが、Twitter動画広告については、絵文字を多用しアイキャッチされやすい投稿文言であったことに加え、商材の特徴を凝縮する動画により、女性の目にとまりやすくなり、女性のスコアが上回ったと考えられます。
3.YouTubeタイアップ投稿を軸に置きつつ、Twitter動画広告施策も組み合わせて実施することで、よりブランドリフトされる結果となりました。
YouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告の動画視聴後の行動を分析した結果が以下のとおりです。
※認知・計:「よく知っている」+「名前を聞いたことがある程度」
興味関心度・計:「興味関心がある」+「やや興味関心がある」
購入意向・計「買いたい」+「やや買いたい」
今回の施策はYouTubeタイアップ投稿によるリーチの拡大、商品の理解促進に加えて、ターゲットリーチ強化のため、Twitter動画広告施策も同時に実施しました。
結果は対象商材の認知と購入意向おいてYouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告の両方に接触している方のスコアが高い結果となりました。YouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告を組み合わせたプロモーションを実施することで、よりブランドリフトされるということがわかりました。
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今回の調査結果をまとめると、認知、興味・関心、購入意向すべての項目においてYouTubeタイアップ投稿とTwitter動画広告両方の接触者のスコアが高くなる結果となりました。
特に認知、購入意向についてはそれぞれ約30%の向上と極めて高い結果となっております。
さらにYouTubeタイアップ投稿を中心にTwitterの動画投稿を組み合わせることで、スコアが高くなるため、目的に合わせて複数の媒体を組み合わせることの重要性がわかりました。
生活者が商品の購入を検討するフェーズでは、さまざまな媒体を通してより多くの情報を収集することが想定されます。その中で、影響力の高いクリエイター・インフルエンサーによる、各媒体の特徴に合わせた情報発信をすることによって、より生活者に対象商材が理解されやすくなると考えられます。
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調査対象 :全国の15歳〜39歳の男女
有効回答数 :600サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2020年12月
調査目的 :VRヘッドセットOculus Quest 2のプロモーションにおけるブランドリフト効果を調査によってあきらかにすること。
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