Firework、トレジャーデータと視聴行動データと顧客データ活用における連携を開始
「Firework(ファイヤーワーク)」を提供するLoop Now Technologies Inc(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Vincent Yang、以下Firework)と、顧客データ統合基盤「Customer Data Cloud」を提供するトレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三浦 喬、以下トレジャーデータ)は、個別開発を必要としないシームレスな両社サービスの連携機能の提供を開始しました。
お客様の自社サイト上で縦型ショート動画やライブ配信の実装を支援するFireworkは、同社SaaSプラットフォーム上で実施されたライブ配信の視聴行動データを分析ダッシュボードで提供しています。視聴者がコンテンツに対して起こしたアクションデータを取得することで、視聴者の興味や行動の理解が可能になります。
トレジャーデータが提供するCDPソリューション「Treasure Data CDP」は、企業が保有する多様な顧客データを一元的に統合・管理し、組織を超えて顧客インサイトを共有することに加え、顧客一人ひとりに「一貫性のある顧客体験」を提供することで収益向上、業務効率化の実現を支援しています。
今回の連携により、Fireworkが提供する各種視聴行動データを、Treasure Data CDP上で各種顧客データと統合し、分析することで、顧客IDベースでの動画の視聴データや、動画視聴と購買データの連動を把握することが可能になります。この分析結果を各種マーケティング活動に活用することで、より精度の高いターゲティングと、顧客特性に基づいた高度なマーケティング施策の実行が可能になります。
例えば、Treasure Data CDPを活用して顧客データをセグメント化し、より購入可能性の高い層に対してライブ配信の誘導を図り、そのセグメントに適したメッセージ、関心の高い内容のライブ配信をFireworkを利用して行うことで、より高い効果を生み出すことができます。またFireworkのライブ配信で取得された視聴行動データを、Treasure Data CDP上で顧客IDと照合し、顧客一人ひとりの興味関心に合わせたキャンペーン情報やクーポンをアプリやeメール等で配信することで、購買につなげるといった取り組みも可能になります。