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GMOアドマーケティング、車両広告プラットフォームを提供するEssenと資本業務提携

gmo essen

GMOインターネットグループのGMOアドパートナーズ株式会社の連結会社で、アドテクノロジー事業、メディアセールス事業を展開するGMOアドマーケティング株式会社と車両広告プラットフォーム「WithDrive」を提供する株式会社Essenは2023年3月22日(水)に、資本業務提携に関する契約を締結しました。
 

資本業務提携の背景

 Essenは、成長を続けるOOH/DOOH広告市場において、車両ラッピング広告を統計的・科学的に分析することで新たな価値を生み出しているスタートアップ企業です。特に最新テクノロジーによる車両ラッピング広告のデジタル化に注力していて、車両のリアルタイムのGPS情報と人流データを活用することで広告の表示回数・効果の測定を行っています。また、AI技術による広告の設計・ターゲティングの最適化により広告主のROI向上にも取り組んでいます。
 GMOアドマーケティングは、こうした強みを持つEssenに対して、これまで培ってきた販売網、広告設計・販売におけるノウハウを活用した広告商品の共同開発や販売協力を行います。両社は資本業務提携を結び、車両ラッピング広告事業およびOOH/DOOH広告市場におけるさらなる成長を目指してまいります。

車両ラッピング広告の可能性

 車両ラッピング広告は、広告媒体の中でも比較的新しい形態の一つであり、海外においては一般的な広告媒体の一つとして広く使われています。移動しながら広告を見せることができるため、多くの人の目に触れやすく、広告効果が高いとされていて、特に企業の販促活動や新製品の宣伝など、地域限定のキャンペーンに強みを持っています。
 一方で、近年急速に拡大している広告の形態にDOOH広告があります。DOOH広告は、国内においては屋外広告、交通広告などと比べてまだ普及が進んでいませんが、2024年には市場規模が約1,000億円程度になると推測されています。(※3)DOOH広告は、広告の表示や効果測定、ターゲット設定、最適化などが容易であるというメリットがあり、バス停、駅、街頭などで表示されている従来のOOH広告の「広告効果の推定が不十分」、「広告効果の最適化が困難」、「デジタルメディアとの比較が不可能」などの課題を解決しています。
 車両ラッピング広告もDOOH化が進んでおり、効果推定がより高度化・多様化しています。また、ラッピング技術の向上により、ビルボード広告などと比較して広告費用が安くなっていることから、市場が拡大しています。

(※3)株式会社CARTA HOLDINGS・株式会社デジタルインファクト調べ(https://cartaholdings.co.jp/news/20221219_1/)

各代表者コメント

■株式会社Essen 代表取締役 橘 健吾 氏
 私たちは、GMOアドマーケティングとの資本業務提携により、Essenのビジネス拡大を加速し、新たな成長を目指します。GMOアドマーケティングのアドテクノロジー事業やメディアセールス事業の経験やノウハウを活用することで、広告主にとってより魅力的なプラットフォームを提供できるようになります。また、ドライバーの方々にとっても、より多くの広告掲載機会や報酬のアップが見込まれ、Win-Winの関係を構築することができます。今後も、新しいテクノロジーやサービスを取り入れながら、モビリティのデータを活用し、価値を創出するリーディングカンパニーとして成長し続けます。

■GMOアドマーケティング株式会社 代表取締役社長 渡部 謙太郎
 インターネット広告は目覚ましい成長を遂げていますが、今後はデジタルサイネージ広告等、リアルな場の広告をデジタルにより再構築する流れが加速すると考えています。
 Essenの取り組む車両ラッピング広告は、テクノロジーを駆使することで個人・法人のドライバーにとってDrive-to-Earnの選択肢を提供することができ、広告主にとってエリアを指定して街を歩く人に効果的に露出を行うことができます。
 本領域に真剣に取り組まれ、また技術力のある橘さんおよびEssenのチームとともに、これから一緒に市場を創造できることを楽しみにしています。


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