マイクロアド「UNIVERSE Ads」、購買行動クラスターデータを活用した広告配信を開始
マイクロアドが提供する広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」は、東急エージェンシーとmitorizと連携し、ユーザーの購買行動クラスターデータを活用した広告配信を開始しました。
サービス概要
東急エージェンシーとmitorizが共同で開発したマーケティングダッシュボードサービス「Point of Buy-α」と、東急エージェンシーが開発した購買・行動分析ツール「Target Finder® 」を掛け合わせ導き出した、ユーザーの購買行動クラスターデータとUNIVERSE Adsを連携いたしました。
これにより広告主は、UNIVERSE Adsを通すことで、特定のカテゴリー・商品の購買データやクラスターデータを用いたターゲットセグメントに対し、広告を配信することが可能となります。より親和性のあるユーザーを捉えることで、効果的なマーケティングが可能となります。
連携するデータは、mitorizの保有するレシートデータに基づくユーザーの購買実態から導き出された、自社商品カテゴリー内にとどまらない、チャネル/カテゴリーを横断した購買行動クラスターデータです。
各社の提供サービスについて
「Target Finder® 」について
国立研究開発法人 産業技術総合研究所が開発した「APOSTOOL(現PLASMA)」を基に、東急エージェンシーが開発した購買・行動分析ツールです。2015年7月より販売しています。小売業やサービス業などビッグデータ(大規模顧客データ)を保有している企業に向けて、顧客の行動を基に、より効率の良いマーケティング施策を行うための分析ツールで、「誰が」「何を」「どれくらい」がわかるデータを用いて行動が似たものを束ね(クラスター化し)ます。リテール事業者や共通ポイント事業者、自社サイトを保有する企業など、幅広く提供しています。
消費者購買行動データサービス『Point of Buy®』について
mitorizが提供する、国内最大級の消費者購買DBを活用した、メーカーや小売などのマーケティングを支援するサービスです。レシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売チェーンのデータや、ユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併買行動に関するデータを把握できます。
マーケティングダッシュボードサービス『Point of Buy-α』について
東急エージェンシーとmitorizが共同で開発した、マーケティングダッシュボードサービスです。
・ブラウザ上で利用可能なBIツールをベースにし、いつでも容易にデータアクセスができます。
・月間1,000万枚のレシートデータに基づく実購買データから、チャネル横断での自社ブランドおよび競合商品や他カテゴリの分析が可能です。
・売上分解や時系列推移などをBIツール上で可視化し、直観的にデータを把握できます。
・シンプルなメニュー・デザインで、インターフェイスが初心者でも使いやすくなっています。
※本サービスで利用する購買データは、mitorizが第三者に提供することについてユーザーより同意を取得しており、個人を特定する情報を含みません。マイクロアド及び、東急エージェンシーは購買データのみの提供を受け活用し、特定の個人を識別することはありません。