朝日新聞、土曜日の夕刊を25年7月末で廃止
2025.6.3
朝日新聞社は、8月から東京・大阪本社で発行している土曜日の夕刊を休止（実質の廃止）することを発表しました。3日付の朝刊紙面で明らかにしました。月曜～金曜日の夕刊は引き続き発行します。
理由については「人手不足が深刻化し、休日の確保や労働時間の適正化など働き方改革が社会的要請となる中、ASA（朝日新聞販売所）の労働環境の維持・改善を図っていくため」としています。
朝日新聞の夕刊販売部数は昨年の発表では約96万部。また、すでに北海道・愛知・三重・岐阜・静岡・山口・福岡など地域単位ではすべての夕刊を廃止をしていました。
直近の決算では、連結は不動産などの好調さもあり増収増益となりましたが、単体では減収減益となっており、新聞事業の収益構造改善の目的もあると言えます。
