ジーニー、米国Rocket Fuel社と国内SSP初のRTB取引を開始
株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤智昭、以下「ジーニー」)は、ジーニーが提供するインターネットメディア向けの収益最大化プラットフォーム「Geniee SSP※1」において、北米・欧州を中心にサービスを展開するRocket Fuel Inc.(NASDAQ:FUEL 本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ CEO:Monte Zweben 以下「Rocket Fuel」)と接続を開始いたしました。
Rocket Fuelは、2008年より北米・欧州市場などを中心に、あらゆる広告チャネルに対応し、Rocket Fuelの独自技術のAI(人工知能)と膨大なオーディエンスデータを活用したDSPプラットフォームによる広告最適化配信事業を行うとともに、同時に1日あたり850億回のリアルタイムビッディング(RTB※2)リクエストを処理し、広告露出最適化を実現しています。
昨今、スマートフォン向け広告市場の拡大とアプリ向け広告の需要が高まる中、Rocket Fuelは日本市場での更なるシェア拡大のために、国内最大級となる「Geniee SSP」との接続を行います。これは、日本国内SSPとしては初めての接続となります。
今回の接続により、ジーニーではRocket FuelからのRTB入札が受けられるようになり、広告案件の増加および広告単価の向上が期待されます。また、Rocket Fuelが提供するデジタルマーケティングツール「Moment Scoring?」の効果が利用できるようになることで、ターゲティングの精度を向上させ、クロスチャンネルでの企業の効果的なマーケティングを実現させます。
ジーニーでは、今後も通常のディスプレイ広告だけでなく、インフィード型広告、ネイティブアプリ向け広告、動画広告など、多様なフォーマットにおけるRTB接続を進め、今後もメディア様の収益最大化をサポートして参ります。
※1「Geniee SSP」とはジーニーが開発した、インターネットメディア様向けの収益最大化プラットフォームです。純広告、Demand Side PlatformやAd ExchangeからのReal Time Biddingでの入札、複数のアドネットワークやアフィリエイト広告から最も収益が高くなるように広告を配信します。
※2「RTB(Real-Time Bidding)」とは、ウェブサイトにアクセスしたユーザーの1視聴毎に、インターネット広告の入札・表示がリアルタイムに行われる入札の仕組みを指します。DSPやアドエクスチェンジとの連携によって、広告主側でオーディエンス毎にリアルタイムで広告枠の入札を行う事が可能。 効果の高いユーザーに限定して広告を配信できるため、広告主側は費用対効果を向上させる事につながり、メディア側も配信単価を向上させる事が可能です。