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ブレインパッド、朝日新聞のソーシャルメディア分析を支援

株式会社ブレインパッドは、株式会社朝日新聞社にソーシャルリスニング・プラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight Platform(以下ForSight)」を導入したことを発表いたします。
 朝日新聞社は現在、地方総局を含め全国で約40名の記者が「ForSight」を活用し、日々の取材活動の中でTwitterなどのソーシャルデータを素早く分析し、その結果を記事の執筆に役立てることで、従来よりも効率的な取材活動と“世の中の声”に裏付けられた質の高い紙面を実現しております。


(注)「Crimson Hexagon ForSight Platform」・・・クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム

「ForSight」の導入の背景

 朝日新聞社は、発行部数約650万部を誇る全国紙「朝日新聞」や会員数260万人を誇る電子版「朝日新聞デジタル」を提供する日本を代表する総合メディア企業の一つです。
 同社は、2011年からメディアの中でもいち早くソーシャルメディア分析を取材活動に取り入れ、データに基づく”世の中の声”を反映させた紙面作りに取り組んできました。しかしながら、従来はソーシャルデータの準備、外部の研究機関に依頼してのデータ分析、分析結果をふまえた記事執筆までの一連のプロセスに数ヶ月を要することもあり、限られた記事での活用にとどまっておりました。
 そこで同社は、ソーシャルメディア分析の専門家ではなくても、現場の記者自身が日々の取材活動の中でデータを素早く分析し記事の執筆に活用することを目指し、ブレインパッドが提供するソーシャルリスニング・プラットフォーム「ForSight」を導入いたしました。

「ForSight」の導入効果

 朝日新聞社の記者は、例えば世の中のブーム・社会現象が「本当に話題になっているのか」を素早くソーシャルメディア上の投稿から分析してその根拠を探ったり、読者からの反響を投稿から把握したりして、記事作りに反映することができるようになりました。
 従来、外部の研究機関に依頼をすると数ヶ月かかっていたソーシャルメディアの分析は、ForSightの導入より数時間で行うことが可能となり、よりスピーディーに質の高い記事を執筆できるようになりました。

「ForSight」の導入を推進された、株式会社朝日新聞社東京本社報道局 コンテンツ戦略ディレクター 兼 ソーシャルメディアエディター 藤谷 健 様からのコメント
 「弊社はソーシャルメディア分析に本格的に取り組むにあたり、複数のツールを比較検討しました。『ForSight』を選定した主な理由として、さまざまな視点での深堀分析が数時間で習得できる[簡易性]、リアルタイムの投稿だけでなく過去のTwitter投稿も対象に分析できる[Firehose(*1)対応]、多言語対応により複数の国々でのソーシャル上の反応を確認できる[グローバル対応]などが挙げられます。弊社では、取材活動で利用するだけでなく、記事公開後の反響の把握にも『ForSight』を利用しています。今までは、読者から投書などがないと記事の反響がわかりませんでしたが、各記者がよりリアルタイムに世の中の声を把握し、その結果を紙面作りに活かすことができるようになりました。今後も、『ForSight』に大いに期待するとともに、社内の利用者を増やしていきたいと考えています。」


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