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ビデオリサーチ、ラジコDMP構築を支援 ~ACR/exデータを元にしたターゲティング広告配信の実現へ~

radiko

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 讓)は、IPラジオサービス「ラジコ」を手掛ける株式会社radiko(所在地:東京都中央区、代表取締役社長 青木 貴博、以下 radiko)が推し進める「ラジコDMP」の構築を支援し、加えて、ビデオリサーチデータである「ACR/ex」をラジコDMPに提供しました。これによりradikoは、ラジコユーザープロフィールの可視化、ラジコユーザーに対するターゲティング広告配信(ラジコオーディオアド)等の実証実験を開始することが可能となります。

ラジコDMP概要

ラジコDMP構築をトータル支援
デジタル化が進むマーケティングの実行において、ユーザー属性、オンライン行動、趣味嗜好データ、アンケートデータ、CRMデータなど、膨大に集まる情報をいかに有効に活用するかが課題になっています。この課題に対し、マーケティングの仕組み・体制構築のニーズが高まっており、データ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)を活用したマーケティング基盤構築を推進する企業が増加傾向にあります。

2010年より配信を開始し、現在では、民放ラジオ放送局93局、放送大学、NHK(実証実験中)が参加しているIPラジオサービス「ラジコ」においても、膨大に集まる聴取ログの分析や価値化、また、自社保有のデータ(1stPartyData)だけでなく、外部データ(3rdPartyData)を活用したユーザー理解、広告配信、最適なレコメンデーションなどが課題となっていました。

radikoは、ユーザーの膨大なデータを集約・蓄積・分析・統合する基盤として、Adobe Audience Manager(AAM)を導入、当社はAdobe社と共同で要件定義・システム設計・開発を行い、ラジコDMPの基盤構築を支援しました。

ビデオリサーチ「ACR/ex」データをラジコDMPに提供・活用可能に

また、当社が昨秋より提供開始したデータ統合ソリューションである「VR LINC(ブイアール リンク)」を介し、広告業界のマーケティングデータとして広く使われている「ACR/ex」をラジコDMPに提供し、「ACR/ex」の豊富なプロフィール項目をラジコユーザーと紐付ける形でラジコDMP上での活用を可能にしました。具体的には、ラジコユーザーに実施したユーザープロフィールアンケートに対し、「ACR/ex」から個人が特定されない形で抽出した属性情報を元に、データフュージョンという手法を用いてデータ融合を実施、多様な属性を推計できるようにしました。

さらに、ラジコDMP内で拡大推計を行うことで、聴取ログや、アンケートデータ、CRMデータだけでは捕捉しきれなかったラジコユーザーの特徴やプロフィールの可視化、ラジコユーザーへのターゲティング広告配信(ラジコオーディオアド)等のサービス提供を実現していきます。

ビデオリサーチは、今後も変化する生活者を捉え、企業と生活者にとって最適なコミュニケーション活動が実施できる環境作りをサポートしていきます。


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