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電通、AIを活用しソーシャルメディア向けの広告クリエーティブの効果を配信前に予測するツール「MONALISA」を開発

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株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)、株式会社電通デジタル、株式会社サイバー・コミュニケーションズ、データアーティスト株式会社の電通グループ4社は、ソーシャルメディア向けの広告クリエーティブの効果を配信前に予測するツール「MONALISA(モナリザ)」を開発、本日よりその運用を開始します。


ソーシャルメディア広告において、広告クリエーティブは広告効果を左右する重要な要素ですが、その広告効果の事前測定手法は存在していませんでした。そこで当社は、AIに特化したグループ横断プロジェクトチーム「AI MIRAI(エーアイ・ミライ)※」の活動の一環として、過去の広告配信データと広告クリエーティブを分析し、広告の配信前に効果を事前に予測できるツール開発を推し進め、この度、MONALISAが誕生しました。
具体的には、広告クリエーティブの特徴を数値化し、広告配信結果に紐づけることで広告効果の機械学習を行いました。これにより、効果の低い広告クリエーティブを広告の配信前に検知することができ、配信時から、既に検証済みの高精度な広告クリエーティブのみを優先的に選定し配信することが可能になりました。

本ツールは、Instagram、Facebook、Twitterの3種類のソーシャルメディアへの動画・静止画の広告配信に対応しており、「動画再生完了率」と「CTR(Click Through Rate:クリック率)」を予測します。また、特定のダッシュボードの導入は不要で、メールもしくはビジネス向けチャットで利用できるという特徴があります。メールでは運用担当者が入稿すると、広告配信準備が整ったキャンペーンを自動で検知し、予測結果を送付する仕組みとなっています。ビジネス向けチャットでは、必要な配信情報と広告クリエーティブの送信後、数秒以内に予測値が通知されます。

今後も当社グループは、ソーシャルメディア向け広告の効果向上に向けて、広告クリエーティブの制作・配信プロセスの高度化を進めてまいります。


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