吉野家、早稲田大学にて実施されたマーケティング講座内での常務取締役の発言について謝罪し解任

吉野家HDは、4月18日、同社常務取締役の伊東正明氏が早稲田大学にて実施された社会人向けのマーケティング講座における発言について「極めて不適切」であったとの謝罪文をWebサイトに掲載しました。また、18日付けで同氏を解任することも発表しました。

早稲田大学の社会人向け講座「WASEDA NEO」の一環として行われた「デジタル時代のマーケティング総合講座」にて、同社の女性向けマーケティング施策を「生娘シャブ漬け戦略」「田舎から出てきた若い女性が、男性におごられて高級な料理の味を知る前に牛丼漬けにする」などと発言をしたことが問題となりました。

伊東正明氏は、元P＆G出身のマーケターとして、吉野家の常務取締役以外にも、自身の会社の経営や、アクセンチュアインタラクティブの顧問を務めるなど、マーケティング業界で幅広く活躍。元部下でもあるトイアンナ氏など、業界の関係者からもSNSなどで遺憾の声が広がっています。

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