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adotasによる2015年のアドテク市場の予測

2014.12.12

この時期になると様々な媒体・様々なプレイヤーによって来年の市場予測が出てきます。
可能な限り色々ご紹介し、妄想を膨らめておきたいところですが、
今回はadotasの記事をご紹介致します。

Why Private Marketplaces Will Remain A Pipe Dream And Four Other Ways The Ad Tech Ecosystem Will Change In 2015

この記事を投稿したのは、アドテクプラットフォーム企業PulsePointのCEOのSloan Gaonです。

記事の中では、2014年にアドテク市場を賑わしたバズワード系のソリューションを中心に2015年の様子を予測しています。

プライベートマーケットプレイスは、2014年は夢物語であったが、おそらく2015年も夢物語のまま
インパクトの強いフォーマット(リッチフォーマット)が、徐々に通常なディスプレイ広告枠を奪っていく
2014年と同様に、有力なアドテク企業への投資は続き、資金面での強化は進む
DMPは廃れたものになる
広告在庫の質の問題は、2015年も引き続き重大であり成長でのポイントになる

上記が中心な予測となります。全体的に少々ネガティブ気味な点がユニークで興味深いです。

特に、「DMPが廃れる」という予測は他でも少しずつ出てきている内容ではありますが、今年の国内のムードからすると意外な気もします。

廃れる理由としては、有力なアドテク企業のエクスチェンジプラットフォームのデータ面の強化により、DMPを持つことや利用することは必要なくなっていく、DMPは過渡期的なソリューションであったというように記載されていました。

米国の予測なので「なるほど!」という内容も「うーん」という内容もありますが、1つの側面として覚えておきたい内容でした。


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