CCI、ロケーションベースマーケティングのxAdと優先パートナーシップ契約
株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新澤 明男、以下CCI)と、xAd,inc.(本社:アメリカ合衆国ニューヨーク州、創立者兼CEO:Dipanshu “D” Sharma、以下xAd)は優先パートナーシップ契約を締結し、日本国内における”ロケーションベースマーケティング”を推進してまいります。
近年のスマートフォンの普及と、アドテクノロジーの発展によって、位置情報データを活用したオフラインの消費者行動の分析(ロケーションインテリジェンス)を基盤としたマーケティング手法が注目を集めております。米国においては、2020年のロケーションベース広告の市場規模は約295億ドル(約3兆円)に到達する見通しで(*1)、日本においても高い成長が見込まれます。
この度CCIとxAdは、広告主のマーケティング活動をより拡張させ、日本国内における”ロケーションベースマーケティング”を推進するために、優先パートナーシップ契約を締結いたしました。
広告主は、特許技術に裏付けされたxAdの位置情報分析テクノロジーを使用することで、地図上の平面図から立体的にポリゴン化された建物内に顕在化した、見込みユーザーへの高精度なピンポイントターゲティングが可能です。また、オフライン行動履歴をセグメント化することで、潜在的なユーザーに対しても効果的なマーケティングを行うことも可能です。加えて、自社店舗や競合店舗の実際の訪問データをベースとした商圏の見極めや、商品・サービスの見直し、改善などを行うことができます。
媒体社およびアプリ事業者は、世界最大規模のロケーションマーケットプレイスを活用することにより、モバイルアプリのさらなる収益向上が期待されます。また、xAdのSDK(Software Development Kit)を使用することにより、オフラインデータをベースにしたリアルなユーザー属性の分析なども可能です。
CCIならびにxAdは、今後も顧客企業のマーケティング活動の発展に努めてまいります。
(*1) BIA Kelsey – Location-Targeted Mobile Ad Spend to Reach $29.5B in the U.S. in 2020
http://www.biakelsey.com/location-targeted-mobile-ad-spend-reach-29-5b-u-s-2020/
xAdのテクノロジー概要
xAdの特徴
■Location Verification – スコアリングにより、適切でない位置情報を排除
位置情報データには、実際のマーケティングには適さないデータが混在するケースがあります。 xAdは位置情報データをスコアリングすることで、不適切なデータを排除し、適切なロケーションのターゲティングを忠実に実行します。
■Blueprints – 位置情報の圧倒的な精度
地図上の建物を自動的にポリゴン化することで、ユーザーが実際にその店舗に訪問したのか、あるいは駐車場にいたのかさえも判別できる精度を有しております。
■日本最大規模のPOI(Point of Interest)データ
位置情報そのものは、地点としての情報だけで、そのままではマーケティングに有効ではありません。xAdでは、自動車ディーラー・ショップやレストランなど、ありとあらゆる商業施設や、学校・駅など公共施設のPOI(Point of Interest)データを網羅。「ユーザーがいる周辺には何があるのか」、「ユーザーはどのようなコンテキストの中にいるのか」を解析し、コミュニケーションメッセージに厚みをもたせることが可能です。
■ジオデモグラフィックターゲティング
各地域の市区町村のみならず、より詳細な町丁目ごとに、年収・年齢・性別・世帯構成・最終学歴・産業区分などのデモグラフィックデータを保持しております。クラスタリングによるターゲティングや商圏分析ターゲティングなどが行えます。
xAd,inc.について
xAdは、これまで推測に基づいて行っていたモバイルマーケティングを、リアルタイムの位置情報をベースとした確実性の高いものに進化させます。特許技術を有するxAdのテクノロジーを活用すれば、消費者のオフラインにおける行動パターンに基づき、パーソナライズされたメッセージを正しい場所で届けることができます。グローバルで1億以上のPOI(Point of Interest)データにより定義された圧倒的な精度、そして、月間3億ものユニークデバイスにリーチできるスケールにより、実際のロケーションに基づいた関連性と正確性が創り出す次世代のマーケティングを提供します。詳しい情報はhttp://ja.xad.com/ をご参照ください。