Google、クロスデバイスリターゲティング・リアル店舗のアトリビューション・TVCM計測をリリース
2016.9.27
Googleは、新たに3つの広告サービスをリリースしたことを公式ブログにて発表した。
TVCMでもブランドリフト調査を開始
Googleは、ここ数年ブランドリフト調査に力を入れており、YouTubeの動画広告がどれだけブランドイメージに好影響を与えたかのレポートを提供している。
今回はこのブランドリフト調査の範囲を拡大させて、TVCMを実施した際にGoogle検索やYouTube検索にどのような影響を与えたかという調査も可能にした。
リアル店舗とネットを繋ぐO2Oアトリビューション
TVCMとネットだけでなく、リアル店舗とネットもGoogleは繋げることを発表した。
具体的には、Google Display Network(GDN)と位置情報・店舗来訪情報の紐付けの強化をすることで実現する。位置情報や店舗来訪はGoogle Mapsの技術を利用することで精度を高める。
クロスデバイスでのリマーケティングを実現
これまでのリマーケティングはCookieや端末の固有IDなどをベースに行っていたためクロスデバイスでのリマーケティングの実現は難しいものであった。
そこで今回Googleは、同社の持つ情報を元にして、Google Display Network(GDN)とDoubleClick Bid Manager(DBM)においてクロスデバイスでのリマーケティングを実現させたことを発表させた。
端末ごとのリマーケティングではなく、ユーザーごとのリマーケティングが実現されることで、広告主はユーザーにデバイスを跨いででもストーリーを伝えやすくなった。