ビービットの広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」、Safariブラウザのトラッキング防止に対応
株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤直紀、以下ビービット)は、提供しております広告効果測定ツール「ウェブアンテナ」において、Apple 社の Safari ブラウザに追加されたトラッキング防止機能 IntelligentTracking Prevention(ITP)の影響を受けずに計測を継続できるよう対応いたしました。
Intelligent Tracking Prevention(ITP)とは
Apple 社が 9 月 20 日(水)に最新バージョンの iOS11 や macOS High Sierra に追加した機能で、Safari ブラウザが広告配信等を目的とする追跡用 Cookie を識別すると一定期間後に Cookie の利用制限やアクセス遮断を行うものです。
多くのツール・媒体で利用しているトラッキングを目的とした Cookie(サードパーティ Cookie)が ITP の対象になった場合、Cookie 取得後 24 時間を経過した時点でユーザの追跡に利用できなくなり、1 人のユーザの行動履歴として計上できなくなる・リターゲティング配信ができなくなる等の問題が生じます。
※ 特定の Cookie が ITP の対象になるかどうかは、端末ごとに Safari のアクセス情報の分析に基づいて行われるため、特定の Cookie が ITP の対象になるかどうか、また Cookie が保存されたユーザのうちどの程度が ITPの対象になるかは不確定です。
ユーザ同定にファーストパーティ Cookie を利用することで計測可能に
これまでウェブアンテナが一部の広告計測に利用していたサードパーティ Cookie は、ITP の対象となる可能性があります。
そのため、9 月 21 日(木)に Safari ブラウザに限りサードパーティ Cookie に代わりファーストパーティ Cookie を利用することで、ITP の影響を受けない計測が可能となるように対応しました。ただし、計測のためには広告のランディングページにウェブアンテナのタグを設置することが必須です。