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富士通、インターネット広告配信を高度化する 「AD Drive 運用型マーケティングサービス」を販売開始

2018.4.20

当社は、企業のマーケティング部門向けにインターネット広告配信を高度化する「FUJITSU Intelligent Data Service AD Drive(アド ドライブ) 運用型マーケティングサービス」(以下、「AD Drive 運用型マーケティングサービス」)を4月19日より販売開始します。


「AD Drive 運用型マーケティングサービス」は、インターネット広告配信事業を手掛けるパートナーと連携し、国内のインターネット広告媒体に広く効率的な広告配信を行うサービスです。

本サービスと当社のデジタルマーケティングソリューション「FUJITSU Digital Marketing Platform CX360」(以下、「CX360」)を連携することで、企業の基幹システムに蓄積された顧客データとWebサイト上のサイト訪問者の行動データをリアルタイムに統合し、それらのデータをAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」(以下、「Zinrai」)で機械学習させます。そこで抽出されたWebサイトにおけるコンバージョン率の高い顧客の行動データをもとに、類似するサイト訪問者に対して効果的な広告配信を実現します。さらに、ターゲティング戦略の立案から配信実績のレポーティング、改善提案まで、企業のインターネットにおけるプロモーションに関する一連の流れを支援します。

なお、当社は、「AD Drive 運用型マーケティングサービス」を活用した社内実践を行っており、これまで蓄積してきた基幹データとパートナーが保有するオーディエンスデータ(注1)を「Zinrai」で機械学習をさせ、コンバージョン率の高いユーザーを抽出し、インターネット広告予算に対して、見込顧客情報の獲得を約2.5倍増やすことができました。

今後、当社は企業の様々なマーケティングシーンにおいて、「CX360」や「AD Drive 運用型マーケティングサービス」をはじめとするマーケティングソリューションを提供することで、マーケティング戦略策定などのコンサルティングから施策実行、広告配信までをトータルに支援し、企業の競争力強化やビジネス革新に貢献していきます。

背景

スマートデバイスやソーシャルメディアの普及によって、購買プロセスにおけるインターネットの重要性が高まっており、デジタル技術を活用した顧客とのエンゲージメントの強化が期待されています。

当社は、長年にわたり、企業の基幹システムの構築および運用に携わっており、昨今では、ビックデータを管理・分析する基盤やデータサイエンティストによる解析サービスの提供、さらには自社で運営するパソコンの直販サイト上での広告出稿など、顧客とのエンゲージメントを強化するための知見やノウハウを蓄積してきました。

今回、企業のさらなるビジネス拡大に向け、インターネット広告の領域において、高精度な広告出稿を実現する「AD Drive 運用型マーケティングサービス」を提供します。

AD Drive

「AD Drive 運用型マーケティングサービス」について

「AD Drive 運用型マーケティングサービス」は、従来、企業が外部に委託していた広告枠の買い付けや配信対象となる顧客のターゲティングなどインターネット広告出稿にまつわる各種作業を、当社のパートナーと連携して行い、国内の幅広いインターネット広告媒体へ広告配信が可能なサービスです。

本サービスと当社のデジタルマーケティングソリューション「CX360」を連携することで、企業が保有する顧客情報などの基幹データとサイト訪問者の行動ログや属性情報を統合し、それらのデータをAI技術「Zinrai」で機械学習させ、商品購入や会員登録など企業が設定したコンバージョンに繋がる可能性が高いとスコアリングされたサイト訪問者に対して、最適なタイミングや頻度での広告出稿を行うことができます。

これにより、企業はインターネットを利用した集客施策および基幹データを活用したマーケティングオートメーション施策の高度化を図り、広告運用におけるPDCAサイクルを高速化することで、広告運用者の作業効率向上に貢献します。


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