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SSP『AdStir(アドステア)』、媒体社の広告収益拡大を支援する3つの新機能をリリース

2013.8.30

ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長CEO:早川 与規、証券コード:2497)は、所有する媒体社向けのSSP(※1)『AdStir』< http://ad-stir.com/ >をリニューアルし、媒体社が各種アドネットワークのレポートを一元管理し、アドネットワークの収益性に応じて自動的にRTB(※2)のフロアプライス(※3)を最適化できる3つの新機能をリリース致しました。

■新機能について
今回新たにリリースした機能は以下の3つです。

1.レポーティング機能の強化(アドネットワークレポート一元管理)
これまで各アドネットワークの収益については、個別アドネットワークの管理画面でしか表示/収益管理を行うことができませんでしたが、今後は、媒体社が『AdStir』管理画面上から各アドネットワーク(*パートナーネットワークに限ります)のインプレッション、クリック、収益を確認することができるようになり、アドネットワークの評価/配信分配の最適化が容易になりました。
また従来、アドネットワーク毎にインプレッションのカウント方法が違うため、アドネットワーク毎のインプレッション単価の比較が難しかったものが、『AdStir』上の分配リクエストを基準にした配分単価比較が可能となりましたので、より正確にアドネットワーク評価を行うことができるようになりました。

2.パートナーネットワーク機能の追加
『AdStir』上で各アドネットワークのアカウント追加、メディア枠追加、掲載可否コントロールが可能となりました。これにより、各アドネットワークの管理を『AdStir』からの操作で完結させることができ、管理、運用が容易となりました。

3.RTB自動最適機能の追加
各アドネットワークの収益性やDSP(※4)の入札帯をもとに、RTBの最適フロアプライスを割り出し、自動的に最適値へとアジャストさせていきます。ネットワーク単価の変動に合わせてRTBフロアプライスが上下するため、どのようなタイミングであっても常にRTBの収益が最大となるよう、自動的に最適化されます。

『AdStir』は今回リリースした新機能をはじめ、今後も媒体社の広告収益を最大化させるべく、機能強化を図ります。また引き続き、国内外のDSPとのRTB接続を進めることで案件在庫も豊富にし、媒体社の収益により貢献できる広告ソリューションを目指してまいります。

■『AdStir』とは
ネットワーク広告収益を最大化しつつ(Yield Optimize)、RTB広告の競争入札を利用することで更なる広告収益を得ることができるメディア向けの広告マネタイズプラットフォームです。現在8,000を超えるスマートフォンウェブ・アプリメディアに利用されており、2013年6月にはアドインプレッション(※5)も130億を超え、サプライサイドにおいて国内スマートフォン市場で最大規模のサプライサイドプラットフォームとなっております。

(※1)SSP(Supply Side Platform, Sell Side Platform)とは
複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化(イールドオプティマイズ機能など)することで収益の最大化を狙う、サプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。

(※2)RTB (Real Time Bidding)とは
RTB広告とは、広告の買い手(広告主)がDSPを使い、SSPを経由してメディア(媒体)の広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術のことであり、これにより広告の買い手(広告主)は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができる。また、メディア(媒体)は最も高い入札を行った広告主へインプレッションを販売することができるため、飛躍的な広告収益の向上が期待できる。

(※3)フロアプライスとは
入札最低単価のこと。フロアプライス以下の入札をメディア側が拒否することで、RTB収益の最大化を図ることができる。

(※4)DSP(Demand Side Platform)とは
設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し広告効果の最大化を狙う、デマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。

(※5)インプレッションとは
Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数のこと。


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