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はてな、クリエイターのための収益還元プラットフォームを開発。KADOKAWAと共同開発した「カクヨム」で提供開始

2019.10.30

hatena

株式会社はてな(代表取締役社長:栗栖義臣/本社所在地:京都市中京区)は、クリエイターに収益を還元するための決済および送金プラットフォーム(以下、本プラットフォーム)を開発し、本日2019年10月29日より株式会社KADOKAWA(代表取締役社長:松原眞樹/本社所在地:東京都千代田区、以下「KADOKAWA」)が運営するWeb小説サイト「カクヨム」で提供を開始したことをお知らせします。これにより「カクヨム」に作品を投稿したユーザーは、作品ページにおける広告収益の一部を得ることが可能になります。今後は読者から作者もしくは作品に対して金銭的な支援ができる仕組みも提供予定です。


当社では、本プラットフォームの提供を通じて、インターネットを使って作品を公開するクリエイターの創作活動を支援するとともに、「カクヨム」のような当社共同開発のUGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)サービスへの導入を推進してまいります。

コーポレートミッションとして“「知る」「つながる」「表現する」で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする”を掲げる当社では、自社開発の個人向けサービスである「はてなブログ」や「はてなブックマーク」のほか、ゲーム連動サービスやマンガ投稿・閲覧サービスなどの共同開発事例といったさまざまなUGCサービスを手がけてまいりました。このたび本プラットフォームの提供を開始した「カクヨム」も、2016年に当社がサービス企画・システム開発協力をしたWeb小説サイトです。

当社では、インターネットを使って作品を公開するクリエイターの支援を目的に、本プラットフォームを開発しました。クリエイターが、広告や読者からの支援による収益を直接得ることのできる環境をつくることで、創作活動の継続やモチベーションの向上に貢献し、優れた作品が生まれ、続いていくことを目指しています。また、UGCサービス提供企業にとって負担の大きかったサービスごとの決済や送金処理の課題を解決し、低コストで導入・運用できる本プラットフォームを提供することで、優れたクリエイターと良質な作品が集まる仕組みによるサービスとビジネスの成長に貢献します。

本プラットフォームは、本日よりWeb小説サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/)にて提供を開始しました。これにより「カクヨム」では「カクヨムロイヤルティプログラム」の運用を開始し、作品を投稿したユーザーは、自分の作品の閲覧ページの表示回数や広告効果への貢献度によって、広告収益の一部を得ることができます。また、今後は読者から作者もしくは作品に対して金銭的な支援ができる仕組みも提供予定です。
(カクヨムロイヤルティプログラム:https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_loyalty_program)

当社では、本プラットフォームを通じて「カクヨム」をはじめとするクリエイターの創作活動を支援するとともに、サービス提供者の収益向上に貢献してまいります。


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