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PR TIMES、朝日新聞のAI経済記者にデータ提供で協力

みつけーた
PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922、以下 PR TIMES)は、2020年3月23日(月)にデビューした朝日新聞のAI経済記者「みつけーた」に、新商品プレスリリースやトレンドワードのデータ提供で協力しています。今後さらにAI経済記者が書くコンテンツの付加価値が高まり、ヒト記者の働き方改革につながるよう、連携を深めてまいります。

朝日新聞のAI経済記者「みつけーた」がデビュー

プレスリリースから商品紹介記事を自動生成し、ヒトとの共同作業でトレンドの一歩先を読む。そんな機能を備えた朝日新聞のAI経済記者「みつけーた」が3月23日にデビューしました。朝日新聞の紙面や朝日新聞デジタルでより付加価値の高いコンテンツを発信し、記者の働き方改革にもつなげようという人工知能(AI)活用の試みに、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」がデータ提供協力いたします。

コンテンツ付加価値を高め、記者の働き方改革につなげるAI活用
朝日新聞・情報技術本部の研究開発チーム「ICTRAD」と経済部がAI経済記者の検討を開始したのは2018年秋のこと。企業の決算記事をAIがつくっている日本経済新聞の事例などを参考にしながら、朝日新聞らしいAIの活用方法について検討を重ねた結果、AI活用の狙いを①コンテンツの付加価値を高める、②記者の働き方改革につなげる、という2点に絞ることになりました。着目したのは、経済面の商品紹介の短信コーナー(企業が出す新商品のプレスリリースの中から、生活者の関心が高そうな商品を記者が選んで取材し、短く紹介するコーナー)。この作業をAIで代替できれば、記者の負担軽減にもつながると朝日新聞では考えました。

高校野球のAI戦評記者「おーとりぃ」に続いて
朝日新聞は2018年、高校野球のスコアブックのデータを読み込んで戦評記事を自動生成するAI記者「おーとりぃ」を開発しています。その開発者であるICTRADの佐渡昭彦技師らが今回も中心になり、商品紹介記事を自動生成する試みをスタートさせました。

自動化システムを試行し、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」から対象の企業プレスリリースを拾い出して記事生成を試みたところ、飲食品は比較的記事にしやすい半面、一つのプレスリリースに複数の商品が記載されているケースなどは記事化が難しい、といった手応えや課題がみえてきました。2019年秋には、かなりの数の商品紹介記事を、紙面掲載記事と遜色ないレベルで書けるようになりました。
さらに、商品紹介記事を発売日ごとに並べ直したり、独自分析で割り出した「トレンドワード」を含む商品を拾い出したりすることで、読者に対してより付加価値の高い商品紹介記事を出せるようにもなりました。

名付け親は10歳の女の子
AI記者のキャラクターは朝日新聞社内で公募。寄せられたアイデアから、名古屋報道センター(経済)の山本知弘記者の長女、桃子さん(10)が考えたタケノコキャラ「みつけーた」が選ばれました。その原画にほぼ忠実に、「おーとりぃ」を手がけたデザイン部員がキャラクターを描いています。
桃子さんによると、「みつけーた」は10歳。経済のニュースのように、新しいものがどんどん出てくるイメージでタケノコが浮かんだそうです。

新聞紙面とデジタルの両方で活躍
こうして誕生したAI経済記者「みつけーた」の活躍の場は二つあります。
一つは朝日新聞の経済面の短信コーナー「経済ファイル」に、「みつけーた」が書き、記者が確認取材した商品紹介記事を掲載していきます。発売日が近い商品、トレンドに乗った商品を選ぶことで、生活者にとってより役立つコーナーにしていきます。
もう一つは「みつけーたのトレンド先読み」。AIと人の共同作業で、次のトレンドになりそうなワードを抽出。そのワードに関連する複数の商品について、記者が開発担当者やマーケティング担当者らに取材し、商品に込めた思いや狙いを聞くことで、トレンドの最先端を探ります。初回のトレンドワードは「ニンニク」。朝日新聞デジタルと朝日新聞の紙面で随時、展開していきます。


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