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Viibar、広告動画制作事業・広告運用事業から8月末で撤退へ

2020.6.1

viibar
株式会社Viibar(ビーバー、本社:東京都品川区、代表取締役CEO:上坂優太)は、事業ポートフォリオの整理を行い、従来型の広告動画制作や広告運用事業から撤退し、高成長かつ技術でレバレッジが可能な事業に経営資源を集中させる決定をいたしました。


今後Viibarは、事業を通じてVideo Tech の領域をさらに掘り下げ、企業と個人の動画活用の裾野を広げ続けることで「動画の地平をひらき、世の中をポジティブに。」という当社ミッションの実現を目指してまいります。

背景

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を機として人々の物理的な移動、接触、それに伴うコミュニケーションといった生活および労働環境は変化を余儀なくされています。また感染拡大が収束した後も、それらの変化は一定戻らない不可逆なものと考えられています。

特に人々のコミュニケーションのあり方は根底から大きく、かつ急激に変化しており、その媒介となりえる「動画技術」の役割は加速度的に存在感を増しています。これまでのように広告やエンタメなど一部の領域のみならず、今後は社会の隅々まで動画活用の裾野が広がることが想定されます。

事業ポートフォリオの整理

そうした動画技術の社会実装が一気に進む局面に対応すべく、我々の事業ポートフォリオも変革が必要と判断しました。一つひとつの優良な動画広告を制作・発信していくという従来型の事業構造から、高成長かつ技術でレバレッジが可能な次世代型事業構造に大きく転換を図り、急増する企業と個人の動画活用ニーズに応えてまいります。

今後の事業ポートフォリオ

<注力事業>
・動画SaaS事業
クラウドで動画の制作管理ができる「Vync」に加え、近日、新規プロダクトのローンチを予定しています。本プロダクトは先般マイクロソフト コーポレーション(本社:米国ワシントン州)のスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されました。これにより、Viibarはマイクロソフトと協業して企業向け動画SaaSの展開を積極的に推進し、加速していきます。

・ライバーサクセス事業
DeNAが運営するPocochaを中心としたプラットフォームで活躍するライバーのマネジメントをテックタッチで行っていきます。e-ラーニング動画やマネジメント・育成ツールの提供、データ解析に基づいた的確なアドバイス等を通じ、個々のライバーの活躍・成功の実現を支援し、個人の動画活用を推進します。

・メディア・プラットフォーマー向けDX支援事業
動画を軸としたテクノロジーを活用し、テレビ局・新聞社・プラットフォーマーのビジネスモデル、業務プロセスの変革を支援していきます。日々蓄積している豊富な解析データと独自の運用ノウハウ、KPI逆算型の動画制作力を活用し適切なオペレーションを構築。新しいメディア・ビジネスをつくり、育て、成功に導きます。

<撤退事業>
広告動画制作事業、広告運用事業については本年8月末を目途に事業の撤退を完了させる予定です。既に受注済みの案件については責任を持って対応・納品いたします。

構造転換に伴う今後の働き方

Viibarは事業の構造転換と並行して働き方の変革も図っており、緊急事態宣言解除後も原則フルリモート勤務での事業推進を行っていきます。これに伴いオフィスの既存契約を解約実行済み、必要最低限のスペースに移転予定です。


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