Viibar、VideoTouch社への社名変更と7億円の資金調達を発表
Viibarは、2022年8月1日、VideoTouch株式会社(ビデオタッチ株式会社)に社名変更をしたことを発表。また、フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイドの2社を引受先とする第三者割当増資により、7億円の資金調達を実施したことも発表しました。
社名変更の背景
Viibarは、これまで祖業である「動画のクラウドソーシング」をビジネスモデルの土台とした事業を通じ、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきました。市場における強い動画活用需要を感じる一方で、これまでのビジネスモデルでは事業拡大に限界があり、市場の需要に応えきれないという課題も抱えていました。
そうした背景を受けて、顧客自身でのAIと動画活用を支援し、CX(顧客体験)を向上させるプロダクトである「VideoTouch」を2021年4月に正式リリースいたしました。「VideoTouch」はリリース以降、上場企業を含む様々な企業に導入いただき、カスタマーサポートや営業での「顧客接点」のみならず、マニュアルや研修といった「社内接点」に至るまで、幅広い用途にてAIと動画活用を通じたCX(顧客体験)、EX(従業員体験)の向上を実現しています。
サービスを提供する中で、顧客との対話を通じ、顧客接点や社内接点を入り口としたDXに対する社会の需要は極めて高いこと、また、「VideoTouch」はその需要に応えられる拡張性を持ったプロダクトであるということを確信しました。
ゆえに、「VideoTouch」を世の中になくてはならないプロダクトに成長させ、社会のDXを推進していくことが当社ミッションの実現に繋がると考え、事業の一本化を進めてまいりました。この度、事業の一本化が完了したため、「VideoTouch株式会社」を正式な社名として変更登記いたします。
資金調達の概要
また、今後の「VideoTouch」の更なる成長に向け、プロダクトの強化とビジネス体制の強化のため、フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイドの2社を引受先とする第三者割当増資により、7億円の資金調達を実施しました。
株式会社プレイドとはカスタマーサポート領域におけるCX(顧客体験)向上のためのプロダクトの共同開発及び販売協力を推進してまいります。
新社名、VideoTouch株式会社のもと、AIと動画の活用を通じて、CX(顧客体験)、EX(従業員体験)向上の実現に貢献してまいります。
引受先からのコメント
フェムトパートナーズ株式会社 General Partner 曽我 悠平様
「VideoTouchへ投資させていただきました。CEOの上坂さんとは信頼できる投資先社長からのご紹介でお会いし、すぐに意気投合しましたが、今回の第二創業ともいうべきタイミングで参加させていただいたことを嬉しく思い、またこれからご一緒できることにワクワクしております。
VideoTouchは動画を使ったカスタマーサクセス支援としての有用性はもちろんのこと、テキストや音声以上に濃密な顧客とのコミュニケーションサービスとして、これからの顧客接点で必要不可欠なものになると期待しています。
フェムトパートナーズもVideoTouchの成長を最大限応援してまいります。」
株式会社プレイド 代表取締役CEO 倉橋 健太様
「企業活動においてカスタマーサクセスの重要度は近年非常に高く、私たちが話したり、書いたりするような手軽さで動画を作り何かを届けることが可能になれば、顧客はこれまでとは比べものにならない圧倒的な速さで問題解決にたどり着くことができるでしょう。まさに『百聞は一見に如かず』です。
VideoTouchと、顧客の状況をデータから瞬時に理解するプレイドの技術とが組みあわさることで、顧客満足に大きく貢献するソリューションが生まれることを確信しています。今回の出資及び協業によって、共に事業価値を向上できるパートナーとなれることを心より嬉しく思っています。」