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Criteo、モバイルアプリ内パフォーマンスディスプレイ広告ソリューションのベータ版を発表

2014.1.24

フォーマンスディスプレイ広告に特化したグローバルなテクノロジーカンパニーであるCriteo(クリテオ、Nasdaq:CRTO、本社:フランス、CEO兼共同創設者:ジャン-バティスト・リュデル、以下Criteo社)は本日、モバイル(スマートフォンおよびタブレット)アプリケーション内パフォーマンスディスプレイ広告ソリューションのベータ版をリリースしたことを発表しました。モバイルアプリ開発者およびマーケティング担当者は、高い費用対効果とパフォーマンスを実現する本ソリューションを活用することにより、アプリを通じてユーザとのエンゲージメント、コンバージョンを高め、ひいては顧客生涯価値(LTV)を向上することが可能になります。

Criteo社が今回発表したアプリ内パフォーマンスディスプレイ広告ソリューションは、広告主アプリ内でのユーザの商品閲覧行動に基づいて、その商品データを広告クリエイティブコンテンツに反映し、別のアプリを閲覧している際に広告バナーとして表示するものです。Criteo社独自の予測・レコメンデーションエンジンをモバイルアプリ環境に拡張することで、ユーザ一人ひとりの興味や関心と関連性の高いパーソナライズされた広告バナーを、ダイナミックかつタイムリーにモバイルアプリ内においても掲載することが可能になりました。特に、その広告上で動的に展開されるお薦め商品へのディープリンク*を可能にしていることが大きな特長です。また、広告主はCriteo社のPCやモバイルWeb向けのパフォーマンスディスプレイ広告キャンペーンを実施した場合と同じように、設定した広告費用対効果(ROAS: Return on ad spend)目標値を確認しながら予算やCPC(Cost Per Click)などを調整することで、コンバージョンを最大化・最適化することができます。
*ディープリンク:モバイルアプリでいうディープリンクとは、モバイルアプリを再度立ち上げずに、モバイルアプリ内の特定のコンテンツに直接リンクさせることができる仕組み。

Criteo社は、2013年12月にモバイルWeb向けパフォーマンスディスプレイ広告ソリューションをグローバルリリースしました。今回新たにAd-X Tracking社の買収を背景に実現したモバイルアプリ内広告ソリューションを加えることにより、既存および新規広告主に対してデスクトップ環境とモバイル環境を網羅した包括的なソリューションを提供することが可能になりました。

今回のベータ版リリースについて、ECインキュベーターの独Rocket Internet社のモバイルマーケティング責任者スティーブン ポスト氏は次のように述べています。「モバイル経由での顧客獲得にともなうコストは著しく上昇しています。そのため、私たちは明確かつ具体的な広告費用対効果を設定しています。Criteo社のアプリ内パフォーマンスディスプレイ広告ソリューションにより、アプリを利用するモバイルユーザの購買決定のカギとなるパーソナライズされた広告を展開し、アプリ上で顧客および潜在顧客とエンゲージメントを促進できるようになります」。

Criteo社の最高プロダクト責任者(CPO)を務めるジョナサン・ウルフは「米国ではモバイルユーザがモバイルデバイスで費やす時間の80%以上がアプリの利用で、残りの20%はモバイルWebサイトであることが明らかになっています[1]。また、日本ではスマートフォンによるアプリの利用時間はWebサイトの訪問時間の2倍超といわれています[2]。広告主にとって最も大きな課題は、アプリのインストール後、そのアプリ内でユーザ(広告主の顧客・潜在顧客)と効果的にエンゲージする手法を得ることです。当社のモバイル広告ソリューションは、人口統計や属性データを利用して広告を展開する他の手法と一線を画しており、広告主は消費者がモバイル環境のどこにいても最適かつ効果的な広告を提供することができます」とコメントしています。


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