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DAC、記事内動画広告「In-Read(イン・リード)」配信ソリューションの提供を開始~国内動画広告市場への期待が高まる中、大量在庫確保が可能に~

2014.1.30

このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下 DAC)は、記事内動画広告フォーマット「In-Read(イン・リード)」の開発、及び配信ソリューションの提供を開始することになりましたのでお知らせいたします。

◆「In-Read」開発の背景
 日本国内では、動画広告に対する注目は高まりつつあるものの、インストリーム(プレロール)動画広告の在庫が少ないことが市場成長のボトルネックとなっていました。DACでは、メディアレップとして、メディア、広告主の動画広告配信ニーズに対応すべく、通常の記事の中に動画広告を掲載できる「In-Read」を開発、サービス提供を開始いたしました。

◆「In-Read」について
 「In-Read」は、ニュースなどの記事の中に動画広告を表示するフォーマットです。初期表示状態では、広告枠が表示されておらず、ウェブサイトをユーザーが閲覧し、画面に動画広告枠が入ることで、動画が再生されます。
この手法では、動画配信サイトだけでなく、全てのWebサイトが動画広告の配信対象となり、動画広告市場の活性化につながることが予想されます。

◆媒体社の導入メリット
媒体社は、新しい広告枠を作る必要がなく、既存の広告枠からの収益源も損なうことなく、新たな収益源をアドオンで創出することができます。

◆広告主のメリット
記事面というサイト内で最もユーザーが注視している領域へ出稿できるため、高いブランディング効果、エンゲージメント効果が期待できます。TVCMを転用できるため、新たなクリエイティブを制作する手間とコストを削減できます。

◆ユーザーメリット
ユーザーが本来閲覧したいコンテンツを中断して再生する必要がないため、従来の動画配信サイト内の動画広告のように、ユーザーエクスペリエンスを阻害することがありません。

<「In-Read」表示イメージ>
inread

◆今後の展開について
 DACは今後、「In-Read」フォーマット、及び配信ソリューションを以下の手法で拡販してまいります。

・媒体社の純広告メニュー化の支援
集客力、ブランド力のある媒体を中心に純広告メニューの開発支援を行い、媒体社の収益力強化に貢献します。すでに、複数の大手媒体社にて導入の検討が進んでおります。

・複数のメディアを横断したパッケージメニューの開発
DACのリレーションのあるメディアの中から、ユーザー属性が共通するメディアを横断して広告を掲載できるパッケージメニューを開発します。
第一弾として、ビジネスマンをターゲットにした広告主向けのパッケージメニューを予定しております。

・DSPとの連携
DSPとの接続第一弾として、動画DSP「TubeMogul」との接続を予定しております。広告主企業は、TubeMogulから、「In-Read」を購入することができるようになります。また、RTB(リアルタイムビッディング)にも対応予定です。
 
 DACは、2013年に「Empowering the Premium AD Format(以下、EPAF)」というプレミアム広告市場の更なる活性化を推進する社内プロジェクトを立ち上げ、「テクノロジー会社等との提携」、「国内・海外でのアドフォーマットの研究」、「新しいアドフォーマットの開発・商品化・販売」、「広告効果検証」等を行っております。 
 また、動画DSP「TubeMogul」を提供する米国TubeMogul Inc.及びその完全子会社である株式会社チューブモーグルと資本業務提携を行い、国内において共同で動画RTBサービス提供を開始したことを皮切りに、動画広告事業に注力してまいりました。
 今後も、記事内動画広告フォーマット「In-Read」の提供や動画広告ネットワークの強化等を核として、メディア、広告主、ユーザーの三者がメリットを享受できる動画広告事業を強化していきます。
 こうした活動を通じて、DACは、インターネット広告市場の発展に貢献するとともに、企業ビジョンである「Empowering the digital future /デジタルの未来に、もっと力を。」を推進することで、社会に貢献してまいります。


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