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Criteo、コロナ禍におけるアプリユーザー動向調査レポートを発表 〜若い世代ほどアプリ内で課金〜

2020.9.24

•口コミとターゲティング広告がモバイルアプリのインストールを促進
•上の世代ほど無料アプリを好み、Z世代とミレニアル世代はアプリ内で商品を購入する傾向
•日本のモバイルアプリユーザーはコンテンツを無料で利用できる限り、アプリ内広告に対して好意的

世界のマーケターへ信頼と効果の高い広告展開を提供するグローバルテクノロジーカンパニー、Criteo(クリテオ、本社:フランス、日本代表取締役:グレース・フロム、以下Criteo)は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大によって変化したモバイルアプリの利用状況に関する調査レポートを発表しました。Criteoの調査によると、日本ではますます多くの人々がショッピングや娯楽、親しい人たちと交流する際、モバイルアプリを使用するようになっていることが明らかになりました。

Criteoのモバイルアプリ事業を統括する鶏田 薫は次のように述べています。
「COVID-19は、ユーザーとアプリの関係を根本的に変え、利便性によりその重要性を高めました。食料品や食事の購入、ホームエンターテインメントやトレーニングまで提供してくれるアプリの汎用性はさまざまなユーザーのニーズや要望に応えています。ウィズコロナの昨今においては、消費者がアプリのメリットを体験しているため、今後もこの傾向は続くでしょう。ブランドと小売業者は、長期的な競争力を維持するために、モバイルアプリ分野での存在感を高める必要があります」

主な調査結果

Ÿ 口コミとターゲティング広告がモバイルアプリのインストールを促進

回答者の3分の1は、自粛期間中、ショッピングアプリの利用が増えたと回答しました。

また、同じく3分の1の回答者は自分が信頼している人から勧められたアプリをダウンロードし、回答者の46%が、

「ソーシャルネットワーク、テレビ、あるいは他のアプリで見かけた広告をきっかけにアプリをダウンロードした」と回答しています。

Ÿ 上の世代ほど無料アプリを好み、Z世代とミレニアル世代はアプリ内で商品を購入する傾向

Z世代とミレニアル世代は上の世代よりもアプリの利用に積極的で、特に動画ストリーミングやゲームアプリを好んでダウンロードしています。

X世代もアプリのダウンロードに積極的で、ショッピング、ビデオ会議、ゲームアプリをよく利用しており、ベビーブーム世代とサイレント世代の39%は、

「どのアプリもダウンロードしていない」と回答している一方で、4分の1は最新情報を入手するためにニュースアプリを一番多くダウンロードしています。

Ÿ 日本のモバイルアプリユーザーはコンテンツを無料で利用できる限り、アプリ内広告に対して好意的

日本のモバイルアプリユーザーの3分の1以上が、アプリ内で無料コンテンツを提供する広告が配信されても構わないと回答しています。

日本のユーザー動向調査の詳細は下記からご覧いただけます。

3分の1の買い物客がショッピングアプリの利用が増えたと回答

criteo コロナ

口コミとターゲティング広告がアプリのインストールを促進

criteo コロナ

*46%=非重複での合計

若い世代は上の世代よりもアプリ内で購入する傾向が強い

criteo コロナ

アプリ内で無料のコンテンツを利用できる限り、広告の配信に好意的

criteo コロナ

約半数がEメールやアラートによる通知をアプリから受け取るためならば、個人情報を快く共有

criteo コロナ

アプリを活用するブランドのウィズコロナ時代における課題

この期間に消費者が多くの時間をアプリに費やすにつれて、アプリを通してブランドに対するイメージが形成され、ブランドとの長期的な関係をかたち作る要因の1つとなります。

また、無料のコンテンツや利便性の向上のために広告の表示や個人情報の提供に同意するユーザーも存在します。各ユーザーの選択とコントロールを尊重し、

透明性のある交換価値においてユーザーの理解を深めていくことも必要不可欠な施策です。個人情報やデータを安全に管理しながらアプリの保有と使用頻度を増やす取り組みに注力し、

快適な顧客体験を提供することで顧客との信頼を確立できるブランドが、アプリにおいて存在感を発揮できる基盤づくりに成功するでしょう。

ブランドのための重要なポイント

優れた顧客体験の提供を最優先:

ブランドは、アプリの顧客体験の向上にさらに注力する必要があります。アプリリターゲティングは、ユーザーを維持するために非常に効果的な戦略です。
ブランドは膨大なデータセットを利用して、各ユーザーにパーソナライズされた商品を推奨するため、コンバージョン率が向上します。

ロイヤルティプログラムやインセンティブの提供:

ブランドと小売業者は、上位のアプリユーザーからのエンゲージメント、プラットフォームへのロイヤリティを維持することで報酬を得られるように、インセンティブプログラムを検討する必要があります。
アプリ紹介プログラムは、ロイヤリティが高いユーザーが周りの人に積極的にアプリを勧めインストール数を増やすのに効果的です。

プッシュ通知、メール、アプリ内広告の活用:

ユーザーに過剰なコミュニケーションをとったり、スパムを送信したりしないように注意する必要がありますが、休眠中のユーザーや新規ユーザーに再度エンゲージするには、
より積極的なアプローチを取る必要があります。ブランドは、新しい商品を売り込んだり、割引や送料無料などのプロモーションを行ったりすることで、アプリ利用率を高めることができます。

「アプリユーザー動向調査レポート」について

実施期間:2020年5月12日(火)~2020年5月18日(月)
調査対象:国内18歳以上の男女1,003人
各世代の定義について:Z世代:1994年以降生まれ(26歳未満)、ミレニアル世代:1981~1994年生まれ(26~39歳)、
X世代:1965~1980年生まれ(40~55歳)、ベビーブーム世代:1946~1964年生まれ(56~74歳)、サイレント世代:1945年以前の出生(75歳以上)


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