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インテージ、TVer・青山学院大学とコネクテッドテレビ(CTV)の影響・効果に関する共同研究開始

インテージ CTV

インテージは、株式会社TVer、青山学院大学と、インターネット接続機能を持つスマートテレビに代表されるコネクテッドテレビ(以下、CTV)の影響・効果に関する共同研究を開始します。

それに伴い、第一弾としてCTVにおける広告効果検証の高度化を目的に、CTV広告の調査スキーム研究の成果をリリースいたします。これにより、媒体社様は広告媒体の価値証明に、広告主様は広告出稿後の効果測定にご活用いただけます。

■共同研究の背景
コロナ禍により動画配信サービスが拡大を続ける中、テレビで番組を視聴するユーザーが急増しています。TVerの視聴デバイスシェアでも、テレビユーザーは20%を超え、すでにPCユーザー数を超えております。また、TVerの運用型広告である「TVer広告」においても、CTVにおける広告買付はすでにスタートしており、配信実績ではPC、スマートフォンと同等の配信効率を確認しています(TVer調べ)。

しかし、CTV広告においては、配信実績は数字で確認できても、どのくらい認知が上がったか、といった定量的なブランディング効果は確認出来ない状況が続いていました。このような状況を克服し、CTVにおける広告効果検証を高度化していくため、CTV広告の本格展開を行うTVerと共同研究をスタートすることにいたしました。また、メディア研究における深い造詣と研究実績がある青山学院大学社会情報学部と産学連携をし、CTVがもたらす影響や効果などを共同研究していく予定です。今後、新しいCTVの広告検証手法の開発をはじめ、継続的に取り組みの発表をしていきたいと考えております。

■CTV広告の調査スキーム
スマートテレビ機器ログを人ベースに分解したTV視聴計測サービス「Media Gauge® Dynamic Panel®」を活用することで、CTV広告接触者ベースで広告効果測定調査を実施することが可能となりました(Android TV端末のみ)。これにより、これまで定量的に広告効果を確認できなったCTV広告の効果測定が可能となりました。インテージでは、本共同研究を通じて、TVer広告をはじめとしたCTV広告の効果計測プロダクトの開発を推進し、価値の高いソリューションを提供できるよう尽力してまいります。

インテージ CTV

【Media Gauge® Dynamic Panel®(MGDP)】
Media Gauge® TVと、株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(以下DIM)が所有するdi-PiNK(DMP)を推計して紐づけ、推定在宅情報や性年代などの属性を利用して人ベースに分解し、指定されたターゲットごとに統計処理を行うことで視聴者データを算出するサービスです。
※Media Gauge TVとdi-PiNKの推定紐付けは、インテージがDIMに委託し、DIM内で加工・集計を行っています。DIMは個人情報を保有しない事業者であり、Media Gauge Dynamic Panelデータが個人情報に結び付けられることはありません。また、Media Gauge Dynamic Panelの提供物は、匿名化・統計化されたレポートとなります。本サービスによって個人の特定につながることはありません。

【Media Gauge® TV】
複数のテレビメーカーから収集した、ネットに結線されたスマートテレビと録画機の視聴計測サービスです。都道府県別はもちろん、一部エリアでは市区町村別でもテレビデータを分析することが可能で、各放送局別(地上波・BS・CS)、各地域別(都道府県など)に、15秒単位でテレビ番組やテレビCMの視聴行動を把握することができます。


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