ユーザベース、2021年12月期1Qは増収増益~動画広告が好調~
ユーザベースの2021年12月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比25%増の39億6500万円、営業損益が7億3900万円の黒字(前年同期は2億6300万円の赤字)、経常損益が6億7700万円の黒字(前年同期は3億1700万円の赤字)、最終損益が4億8200万円の黒字(前年同期は4億7300万円の赤字)でした。
「NewsPicks」事業
「NewsPicks」事業においては、広告売上においても、2018年から注力してきた動画広告が売上を牽引し、過去最高の広告売上高を更新した前第4四半期連結会計期間の勢いを継続。NewsPicks事業のセグメント売上高は19億4500万円(前年同期比53.5%増加)と大幅に増加し、利益率の高い事業の売上が増加したこともあり、セグメント利益は3億9400万円(前年同期比134.5%増加)、Direct EBITDAは4億4400万円(前年同期比130.7%増加)、セグメントEBITDAは3億2400万円(前年同期比167.7%増加)となりました。
「SPEEDA」事業
「SPEEDA」事業においては、SPEEDA事業で、国内では新規獲得ID数が安定的に増加し、既存顧客からのアップセルも好調。SPEEDA事業のMRRは4億8500万円となり、前年同期比15.3%増と前第4四半期連結会計期間(13.0%増)と比較して成長率が回復。エキスパートリサーチ事業が順調に立ち上がっていることから、セグメント売上高は15億9600万円(前年同期比23.8%増加)と、売上高成長率も向上している。エキスパートリサーチ事業への投資によって、セグメント利益は6億2500万円(前年同期比7.8%増加)、DirectEBITDAは6億4500万円(前年同期比10.2%増加)、セグメントEBITDAは5億4700万円(前年同期比6.7%増加)となりました。
その他B2B事業
その他B2B事業においては、B2B事業で、スタートアップデータベースのINITIAL(イニシャル)、B2BマーケティングプラットフォームFORCAS(フォーカス)ともに新規の顧客獲得が進みました。前第4四半期連結会計期間より営業組織の生産性向上を実現するセールスリサーチプラットフォームFORCAS Sales(フォーカスセールス)の販売を開始し、FORCAS Salesは重点投資領域となっている。その他B2B事業のセグメント売上高は4億3800万円(前年同期比32.9%増加)、セグメント利益は3000万円(前年同期比70.2%増加)、DirectEBITDAは3900万円(前年同期比62.5%増加)、セグメントEBITDAは1200万円(前年同期比116.9%増加)となりました。