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サイバーエージェント、23年9月通期決算予想を大幅下方修正 最終利益は前期比75%減予想

サイバーエージェントは、23年9月期Q3決算と通期決算の下方修正を発表しました。通期決算は、収益の柱であったゲームタイトルの減少により、前期と比べて大幅に利益を減らす形になりそうです。

23年9月期3Q決算概要

売上高が前年同期比0.1%増の5349億7300万円、営業利益が同66.1%減の189億6600万円、経常利益が同65.4%減の194億6000万円、純利益が同82.6%減の36億200万円。

 インターネット広告事業は、先行投資を継続しつつも、過去最高の売上高を更新し、売上高は3013億2300万円(前年同期比5.9%増)、営業損益は138億1600万円の利益計上(前年同期比28.8%減)となりました。

 ゲーム事業は、周年イベント等の反動もあり、売上高は1368億800万円(前年同期比21.2%減)、営業損益は202億5300万円の利益計上(前年同期比58.2%減)となりました。

 メディア事業は、「ABEMA」の関連売上高が順調に推移し、売上高は1003億3600万円(前年同期比22.6%増)、第1四半期の「FIFAワールドカップ」の配信等により、営業損益は114億6100万円の損失計上(前年同期間97億7900万円の損失計上)でした。

通期下方修正

2022 年 10 月 26 日に公表した 2023 年 9 月期の連結業績予想は、ゲーム事業のボラティリティ等を考慮し営業利益以下をレンジにて予想しておりましたが、2023 年 9 月期の第 3 四半期に入り、スマートフォンゲームの周年イベントの重なり等で第 2 四半期に大きく伸びたゲーム事業の反動が想定よりも大きく、収益性の高いタイトルが減収したため、連結営業利益予想を 250 億円に修正いたします。それに伴い、経常利益および親会社に帰属する当期純利益に関しても、それぞれ従来予想を下回る見通しにいたしました。連結売上高に関しましては、メディア事業および広告事業が順調に推移していることから、前期比 1.3%増の 7,200 億円から修正はありません。
サイバー


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