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福岡のラジオ局「CROSS FM」、堀江貴文氏に株式を譲渡・同氏が会長就任

クロスエフエム

福岡県・北九州市に本社を置くラジオ局「CROSS FM」(クロスエフエム)は、全株式を保有する吉田嘉明会長と実業家の堀江貴文氏ら3人との間で、株式譲渡契約が成立したことを明らかにしました。また、堀江貴文氏が同社の会長になることも明らかになりました。

CROSS FMの前身のエフエム九州は1993年に開局。企業再生ファンドの出資で2008年にCROSS FMとして経営を引き継ぎ、2016年に化粧品大手のDHCの傘下に入っていました。しかし、23年1月にオリックスがDHCを買収した際、ラジオ事業は承継対象外とされ、引き継ぎ先を探している形でした。

民放ラジオ番組に出演した堀江氏は「(地元である福岡の)CROSS FMの経営を引き継ぐことになった。ラジオは(運転手など)特定の人に情報を伝えるのにはいいメディアだ」などと語っていました。

堀江氏といえば、2005年に、ラジオ局のニッポン放送株の取得を巡り、フジテレビと対立したこともあり、18年越しにラジオ局の経営権を掴み取る形となりました。


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