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イード、映画メディア運営のシネマトゥデイ社をグループ化

シネマトゥデイ

イードは、株式会社シネマトゥデイとの間で戦略的資本業務提携を締結しました。これにより、映画・アニメ・ゲームを中心に日本最大規模のエンタメメディア群を有するグループとなります。

シネマトゥデイは総合映画メディア「シネマトゥデイ」を2000年から運営し、映画業界を代表するメディアの一つに成長しています。X(旧Twitter)では68万人、LINE公式チャンネルは140万人、YouTubeチャンネルは240万登録など、圧倒的なリーチを誇ります。特にYouTubeチャンネルは毎月800万人に視聴されており、Z世代・ミレニアル世代のYouTubeチャンネルの視聴者数ランキングでも、両世代で第7位となっています。

この提携により、イードグループは映画の「シネマトゥデイ」「シネマカフェ」、アニメの「アニメ!アニメ!」「アニメディア」(雑誌)、ゲームの「インサイド」「Game*Spark」など、延べ月間2000万人がアクセスする国内最大規模のエンタメメディア群を有するグループとなります。

これらのメディア群は各ジャンル(映画、アニメ、ゲーム)の中でも複数のブランドを有していますが、「シネマトゥデイ」が総合メディアであるのに対して、「シネマカフェ」がより女性向け映画に強いという特色を有しているように、多種多様に広がる読者の趣向に合わせて、よりバーティカルな情報発信を行いながら、プラットフォームや編集・営業体制を統合していくことによりシナジーを発揮しています。

映画やアニメの領域では動画配信(VOD)サービスの普及により、市場が拡大しており、動画配信市場は2022年の5,305億円から、2027年には7,487億円まで増加する見通しです。ゲーム市場も2013年の約1.2兆円から、2022年には約2兆円まで拡大するなど成長産業となっています。

イードグループでは成長産業であり日本を代表するエンタメ産業に対して、デジタルを中心としたマーケティング支援を行っていくと同時に、順調に採用実績を増やしているコンビニ店頭でのコンテンツプリントサービス「エンタメプリント」や、同じ仕組みを活用した「映画前売券付きブロマイド」などIPを軸とした新たなマネタイズ手段を権利者の皆様と共同で開発し、業界全体の発展に貢献していきます。

イードはシネマトゥデイに対して独自のCMS、会員基盤、データ基盤、AI技術、ECプラットフォームなどからなるメディアプラットフォームを提供し、一層のメディア成長、コスト最適化を支援していきます。イードは21ジャンル79のメディア(2023年6月末時点)を運営し、事業開発やM&Aでブランドを拡充していますが、シネマトゥデイとの資本業務提携を機にエンタメ領域でもより積極的に事業拡大を図ってまいります。


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