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RTB House、eコマースサイトなどが出店企業の広告配信業務を支援できるサービスを本格開始

2023.11.9

rtb-house

RTB Houseは、eコマースサイトやトラベル(航空券、宿など)サイトなどのプラットフォームを運営する事業者が、そのサイト内に出店する企業(セラー)に対してオンライン広告商材を提供できるサービス「出店企業向け広告配信サービス『リセラープログラム』」を、10月より本格的に開始しました。これにより、プラットフォーム事業者は、出店企業のオンライン広告配信の運用業務を受託することが可能になります。

現在、一般的なプラットフォームでは、出店企業が商品ページへの集客や販売を目指して広告を実施する場合、出店企業自身で広告の計画立案・運用の業務を主導して取り組む必要があります。リセラープログラムでは、こうした業務をプラットフォーム事業者側が担うことができ、プラットフォーム事業者が出店企業ごとのニーズにあわせた広告配信をサポートします。広告配信においては、過去にプラットフォームを訪れたことがあるユーザーの会員情報や購入履歴などのデータを利用し、RTB Houseの深層学習を活用したリターゲティング広告配信技術を用います。プラットフォーム事業者にとっては自社のファーストパーティデータを有効利用しながら広告収益の拡大につながり、出店企業にとっては広告の計画立案・運用の労力の大幅な削減につながります。

なお、RTB Houseではリセラープログラムを、株式会社マクアケが運営するアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」において先行実施しています。出店企業の広告の計画立案・運用は、株式会社サイバーエージェントが株式会社マクアケに代行して支援。Makuakeに出店する50社で活用した結果、全体のROAS効率を維持したまま出店企業の売上成長率が3か月間で47%向上する広告効果を得ることができました。

RTB House Japan株式会社でカントリーマネージャーを務める奥内鉄治は次のように述べています。「昨今、『リテールメディア』の取り組みを開始するプラットフォーム事業者が相次ぐなど、多くの事業者が物販以外の収益を拡大する機会を模索しています。リセラープログラムは、プラットフォーム事業者が出店企業に対して広告運用という付加価値サービスを提供しながら、新たな広告収益の獲得を支援します。」

株式会社サイバーエージェントのインターネット広告事業本部でシニアコンサルタントを務める井上魁人様は次のように述べています。「Makuakeの取り組みでは、リセラープログラムの開始直後から高い広告効果を得ることができ、Makuakeは広告収益を拡大することができました。サイバーエージェントでは、Makuakeでの実績を皮入りに、それ以外のプラットフォーム事業者にもリセラープログラムを導入できるよう、RTB Houseと連携を強化していきます。」


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