note、23年11月期通期決算は4.13億円の経常赤字 8期連続の赤字決算
noteは、23年11月期通期決算を発表しました。増収で、赤字幅も縮小とはなったものの4.13億円の経常赤字、最終赤字は4.14億円となり、8期連続の赤字決算となりました。また24年11月期も赤字の見通しを発表しました。
売上高は2,777,125千円（前事業年度比19.9％増）となりました。内訳は、note売上高2,213,790千円（前事業年度比21.0％増）、note pro売上高427,740千円（前事業年度比36.7％増）、法人向けサービス売上高121,793千円（前事業年度比15.6％増）、その他売上高13,801千円（前事業年度比80.1％減）です。その他売上高が80.1％減少した理由は、コンテンツ配信サービス「cakes」を前事業年度にクローズした影響によるものです。
一方、自社サービスを拡大するため人材採用やプロダクトの開発コストが先行した結果、営業損失は380,222千円（前事業年度は732,056千円の営業損失）、経常損失は413,388千円（前事業年度は742,479千円の経常損失）、当期純損失は414,843千円（前事業年度は756,488千円の当期純損失）となりました。
2024年11月期の業績は、「note」の更なる利用ユーザー獲得に向けた機能開発や各種施策の実施を背景とし、前年と同水準の成長を想定した結果、売上高は3,350百万円（2023年11月期比20.6％増）を見込んでおります。また、新規事業を中心とした事業成長のための人材等への投資（詳細は同日開示の決算説明資料P.42を参照）を想定した結果、営業損益は80百万円の損失（2023年11月期は380百万円の営業損失）、経常損益は80百万円の損失（2023年11月期は413百万円の経常損失）、当期純損益は82百万円の損失（2023年11月期は414百万円の当期純損失）を見込んでおります。
