北海道新聞、24年6月から500円値上げで月4300円に　3年8ヵ月ぶりの値上げ

北海道新聞社は、2024年6月1日から、北海道新聞朝刊の購読料を現行の月3800円（税込み）から500円値上げして、4300円にすることを発表しました。購読料は2020年10月に値上げして以来、3年8ヵ月での値上げになります。

値上げの理由は、用紙代をはじめ、重油代、電気代、インキ代など、かつてないほどの新聞製作費の高騰によるもの。1部売りも30円値上げして180円。一方でデジタル版は、現行の3300円を据え置く。同社は、新聞製作費の高騰を受け、2023年10月に夕刊を廃止にしたほか、業務効率化や諸経費の節減に向けて経営努力を払ってきたが、このままでは2025年3月期も大幅な営業赤字となる見通しのため、購読料改定は避けられないと判断しました。

北海道新聞の発行部数は、24年2月度のABC部数で79万3944部。ピーク時には約110万部であっため、その頃からおよそ3割減少しています。

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