ユナイテッド、バーチャルキャラクターによる遠隔接客ソリューションを提供する「株式会社kiwami」に出資
ユナイテッドは、バーチャルキャラクターによる遠隔接客ソリューションを提供する「株式会社kiwami」に出資しました。
■kiwamiの事業について
kiwamiは、店舗での接客業務の生産性を向上させるVR店員ソリューション「xR Cast」シリーズを提供しているスタートアップです。
「xR Cast」シリーズは、人手不足が課題である小売業・サービス業の店舗接客において、バーチャルキャラクターのインターフェースと接客オペレーションを有するソリューションです。「xR Cast」専用機材を店頭に設置し、オペレーターが遠隔でバーチャルキャラクターの中身を担当することによって、少ない人数で複数店舗の対応を可能にします。専門スタッフによる遠隔接客を行うことで、デジタル技術による効率化、省力化を図りながらも顧客体験を損なうことなく店舗人員の削減や接客人員の生産性向上を実現します。
■ユナイテッドによるkiwamiへの出資の背景
2030年において日本の労働人口は644万人不足となる見込みとなっており、特に小売・サービス業では460万人の人手不足が見込まれています*1。店舗の人員を0にすることは困難なため、過疎化が進む地方店舗では店員の接客における稼働率の低さに関わらず人件費がかさんでしまい、サステナブルな事業運営を阻害しています。
kiwami代表の三鴨氏は、ゲーム、アプリ等の一般消費者向けシステム・サービスの経験を活かし、2019年に同社を創業しました。「遊び心を忘れない」をモットーに、さまざまな問題を解決しみんなが笑える優しい社会の実現に向けてサービスを開発しています。
ユナイテッドは、「xR Cast」シリーズが店舗の接客業務の生産性向上と、小売・サービス業のサステナブルな事業運営を実現すると考え、この度の出資を決定いたしました。
