ラバブルマーケティンググループ、XRプラットフォームを提供するABALと資本業務提携
ラバブルマーケティンググループは、XRプラットフォームを提供する株式会社ABALと資本業務提携を発表しました。
出資の目的・背景
ABALは、2020年に設立し、XR空間におけるバーチャルイベントの企画・運営・制作を展開しています。XRのイベント制作・運営実績は体験者が30万人を超え、XRの特徴を活かした狭小空間に広大な空間を構築する特許技術を多数有しています。
また、ABALが提供する「Scape」は、VR空間上で、様々なモノやコトを圧倒的な没入感で再現・体感・共感できるシステムです。
【「Scape」の強み・優位性】
・空間内をコントローラーではなく、自身の足で自由に動くことが可能
・ECサイトのような購買体験ができる
・3Dコンテンツをよりリアルに制作する技術
・距離や時間の制約を超えた疑似体験が可能
株式会社矢野研究所が発表した「メタバースの市場動向と展望(2023年)」によると、2022年度の日本国内のメタバース市場規模(プラットフォーム、コンテンツ・インフラ等、XR機器の合算値)は1,377億円となり、その後拡大を続け、2027年度は2兆円を超えると予測されています。近年発達を遂げるAI技術との親和性も高く、AIの発展とともにメタバース関連技術も発展し、ビジネス活用や一般消費者用サービスが広がるなど市場の拡大が期待されています。
このように、空間を超えたコミュニケーションや疑似体験を可能にするXR技術およびメタバースは、今後様々な技術の発展とともに一層社会に浸透し、SNSのように世界中の人が活用するプラットフォームになることが期待できます。日本におけるSNS黎明期の2008年からSNSマーケティング支援事業を続ける当社は、長年培ったSNSやコミュニケーションのノウハウを、メタバースなど新たなプラットフォームにおける新しい形のコミュニケーションにも活かすことが可能だと考えております。
当社は、既存事業の安定的成長に加え、東南アジアへの海外展開およびXR・AI・Web3等新たなテクノロジーへの挑戦を成長戦略にかかげています。その取組として、ABALとこれまで、MRの技術を活用したタイでのイベント出展における協業や、マーケティングとXR技術を掛け合わせた新たなソリューション「メタビズXR」のサービス提供を開始するなど、複数のプロジェクトを協業で実施してまいりました。この度、資本業務提携を行うことで、引き続きABALのノウハウやXRの技術を活かした、幅広い分野へのサービス展開やソリューションの開発を進め、新たな価値の創出を目指してまいります。