NHK、子会社社員が経費200万円以上を私的に不正利用
2024.10.30
NHKの関連会社で美術業務などを担うNHKアートは、総合美術センター管理職(美術業務担当)社員が2017年から7年間、会社の経費で私的な物品の購入を繰り返し、業務で使用した物品の一部を自宅に持ち帰るなどしていたとして諭旨解雇処分したことを発表しました。
同時に管理・監督が十分でなかったとして上司にあたる担当部長と部長も減給処分。
同社によると、社内調査で判明した70件の購入代金209万7661円を弁済させ、持ち帰った物品は返却させたとのことです。また、NHKの担当理事はNHKアートの取締役3人を厳重注意としました。
平田恭佐社長と松木孝太郎専務と荒木利幸取締役の3人で、経営上の責任を明らかにするため、平田社長と松木専務は報酬1カ月分の30%、総合美術センター長の荒木取締役は同50%を自主返納するとのことです。