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米オムニコム、インターパブリックを約2兆円で買収 世界最大の広告会社へ

omnicom interpublic

米国の広告会社の中で売上・時価総額共に第2位であるオムニコムは、同じく米国の広告会社で業界では4~5位に位置するインターパブリック・グループを約132.5億ドル(約2兆円)で買収することを発表しました。これにより第1位のWPPグループを抜き、世界最大の広告会社が誕生することになりそうです。

インターパブリック・グループの時価総額は6日時点で約109億ドル。同社はマッキャン、ウェーバー・シャンドウィック、メディアブランズなどの広告会社を所有している巨大広告グループです。

米国の広告業界ではWPP、オムニコム、ピュブリシス、インターパブリックの4社をBIG4と呼んでおり、大きな影響力を持っていました。ただ、近年ではコンサル会社であるアクセンチュアなどの存在感が増してきており、インターパブリックより広告売上で上位にランクインすることなどもありました。今回の買収により、また米国、そして世界の広告業界の勢力図が大きく変わるかもしれません。


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