Meta、成績不振の下位5%の従業員を削減へ 今後は10%まで引き上げ
フェイスブックやインスタグラムなどを傘下に持つ米メタ・プラットフォームズ(Meta)は従業員宛ての文書で、成績不振の下位5%前後の従業員を削減し、そのポストを補充する計画を明らかになりました。
マーク・ザッカーバーグ氏は文書で「私は成績評価の基準を引き上げ、成績の悪い社員をより迅速に削減することを決定した。通常、期待に沿わない社員は1年にわたって削減するが、今後は成績に基づく削減をより広範囲に実施する予定だ」と表明しました。
社内文書によると、同社は現行の評価期間の終わりまでに成績不振の従業員の離職率を10%に引き上げることを目指しており、その中には2024年の約5%という同離職率が含まれています。同社は「成績評価を受けるのに十分な期間在籍している現行従業員の約5%の削減を目指していることを意味する」と説明しました。一方で、削減対象になった社員には「手厚い退職手当てを支給する」と述べています。