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英国発の生成AI動画Synthesia、シリーズDで約280億円の資金調達 日本でも展開へ

2025.1.20

Synthesia
イギリス発で企業向けAI動画生成プラットフォームを提供するSynthesiaは、シリーズDラウンドで1億8,000万ドル(現在レートで約280億円)の資金調達を完了しました。本資金調達はベンチャーキャピタルのNEAが主導し、既存投資家のGVやMMC Ventures、FirstMark Capitalに加え、新たな投資家としてWiL(World Innovation Lab)、Atlassian Ventures、PSP Growthが参画しました。今回の調達により、Synthesiaの累計資金調達額は3億3,000万ドルを超え、企業評価額は21億ドルに達しました。

今回の資金調達により、Synthesiaは次なる成長フェーズに向けて動き出します。プロダクト開発や人材拡充を支援するとともに、革新的なAI動画生成プラットフォームの拡大を推進し、進化する市場のニーズに応えてまいります。主な対象市場は日本、豪州、欧州、北米です。

本リリースのポイント
SynthesiaはシリーズDラウンドで新たに1億8,000万ドルの資金を調達。このラウンドはNEAが主導し、新規投資家であるWiL、Atlassian Ventures、PSP Growth、および既存投資家のGVやMMC Venturesが参加しました

調達資金は、プロダクト開発および人材育成、北米・欧州・日本・豪州での事業拡大に活用されます

Synthesiaは現在、英国で最も価値の高い生成AIメディア企業として目されており、すでに60,000以上のユーザーを抱えながら企業向けAI動画業界をリードしています

新たにCTO(最高技術責任者)としてPeter Hill氏がSynthesiaに参画。同氏はAmazonで25年間にわたり技術リーダーを務め、直近ではWildfire StudiosのCEO兼CPOとして2年間の実績があります

今回の資金調達へ新たに参画し、日本市場での拡大をサポートするWiLのプリンシパル Aki Jiang氏およびClifford Cohn氏のコメント
「今後Synthesiaと協業して市場拡大や成長を力強く推進していけることを非常に嬉しく思います。このAI動画生成プラットフォームは、組織のコミュニケーションやコンテンツ制作の世界を大きく変革する可能性を秘めています。Synthesiaは、動画制作を民主化(誰にでもできるように)し、言語や場所にとらわれることなく、従業員や顧客との関係を強化する力を与えることが可能です。すでに日本の企業からも大きな期待と関心を寄せられており、さまざまな業界の発展に貢献できると信じております」


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