米のAP通信社、AI搭載の新コンテンツ配信プラットフォームを発表
2025.4.15
米国のAP通信社は、AIを活用した新しいコンテンツ配信プラットフォーム「AP Newsroom」を発表しました。このプラットフォームは、AP通信が持つ膨大なビジュアル、オーディオ、テキストコンテンツの発見と利用をより容易にすることを目指しています。
主な特徴
- AIによる検索とコンテンツレコメンデーション: 刷新されたインターフェースと新機能により、AIを活用した検索とコンテンツレコメンデーションが実現。ユーザーは必要な情報を迅速に見つけ、新たな視点を発見できます。
- 直感的なナビゲーションとカスタマイズ可能なホームページ: ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、直感的なナビゲーションとカスタマイズ可能なホームページを採用。関心のあるトピックや地域、フォーマットに焦点を当てることができます。
- 「Storylines」によるテーマ別コンテンツの発見: ShortTok社のStorytelling AIを活用した「Storylines」機能により、主要なテーマやストーリーに関連する動画や写真を容易に発見できます。例えば、ローマ教皇の退院時には、世間の反応や回復状況など、関連テーマが提示され、多角的な情報収集をサポートします。
- 「More Like This」による関連コンテンツの提示: ShortTok社のAI技術を活用し、視覚的に類似した、または文脈的に関連性の高いコンテンツを表示します。
- APの歴史的アーカイブへのアクセス: 1世紀以上にわたる受賞歴のある貴重な高品質コンテンツを含む、APの独占的な歴史的アーカイブにアクセスできます。
- オーディオアラート付きの速報ニュース: 最新のニュース速報をリアルタイムで更新し、オーディオアラートで通知します。
AP通信のクリスティン・ハイトマン上級副社長兼最高収益責任者は、「刷新されたAP Newsroomは、APの豊富なジャーナリズムポートフォリオへのシームレスなアクセスを提供する、真にユーザー中心のプラットフォームです。顧客がコンテンツを迅速に入手し、速報ニュースに迅速に対応し、ストーリーの新たな側面を発見できるよう支援する上で、重要なマイルストーンとなります。」と述べています。