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総務省、「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」を公表 同省として初

2025.6.10

ガイダンス
総務省は、デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンスを発表しました

ガイダンスでは、デジタル広告市場における課題として、ブランドセーフティに関するリスク、アドフラウドによる広告費の流出、デジタル社会の不健全なエコシステムへの加担などを指摘。広告主に対し、これらのリスクを認識した上で適切な対応を講じることを求めています。

特に、経営層が対策に関与することの必要性を強調し、広告費の不正な流出防止、ブランドの毀損防止、コンプライアンスリスクの防止、広告主の社会的責任(CSR)の重要性などを挙げています。

広告主が実施することが望ましい取組として、体制構築・目標設定、具体的取組(契約段階における取組、品質認証事業者との取引、技術的対策、広告プラットフォームが提供する機能の利用、配信先の取捨・選択)、配信状況確認などを例示。

総務省は、本ガイダンスが広告主の広告担当者及び経営層の双方がデジタル広告の流通を巡るリスクを経営上のリスクとして認識し、必要な取組を主体的に進める一助となることを目的としています。


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