セプテーニHD、新社長CEOに神埜 雄一が昇格 経営体制を刷新
セプテーニ･ホールディングス、は新たなグループ執行役員体制について発表を行いました。
１．経営体制刷新の背景について
セプテーニグループは1990年の創業以来、人材採用コンサルティング事業、DM事業、そしてデジタルマーケティング事業へと主力事業を変えながら成長を続けてきました。現 代表取締役 グループ社長執行役員の佐藤は、当社に新卒で入社して以降、デジタルマーケティング事業やIPプラットフォーム事業の立ち上げを行うなどアントレプレナーシップを発揮し、事業の拡大に尽力するとともに、2009年から当社の代表取締役としてグループの企業価値向上を牽引してまいりました。
そして当社グループでは2022年に、社会や事業を取り巻く環境、およびグループの事業形態や規模の変化を受けてグループ理念を刷新、約20年ぶりに「新しい時代をつくる人が育つ場となる／クリエイティビティとテクノロジーによって、なめらかな未来へつながるドアを広げる／複雑化した世の中を、デジタルの力で明るくシンプルに」の３文節から成る新ビジョンを制定いたしました。
この度のグループ執行役員体制の刷新は、新しい世代、新しい時代をつくる人への経営の継承を通じ、新ビジョンの達成および当社グループの持続的成長を目指すものです。新任グループ社長執行役員の神埜を中心とした、新たな集団指導体制の構築と推進により、セプテーニグループのさらなる企業価値向上にむけてグループ一丸となって邁進いたします。
また当社グループでは先進的なガバナンス体制の構築を目指し、取締役会の任意の委員会として指名・報酬諮問委員会を設置しております。社外取締役を委員長、過半数を社外取締役で構成する指名・報酬諮問委員会において、審議プロセスにおける独立性、客観性と説明責任を確保した上でサクセッションプラン、次世代経営陣の人選について議論を続けてきたことが、経営体制の刷新を可能としました。
２．新グループ執行役員体制（2024年４月１日付予定）
新グループ執行役員体制では、神埜 雄一が代表取締役 グループ社長執行役員、清水 雄介が取締役 グループ副社長執行役員、上野 勇がグループ副社長執行役員をつとめます。新たに副社長執行役員の役職を設置することで、集団指導体制へ移行し、経営体制のさらなる強化を進めます。
新グループ執行役員体制では、事業ポートフォリオ経営による継続的な事業成長を目指しながら、中核事業であるデジタルマーケティング事業へのフォーカスを強め、グループ内再編と事業間シナジーの創出につとめてまいります。
なお現 代表取締役 グループ社長執行役員の佐藤は、2024年３月開催予定の定時株主総会終結の時を以て当社の取締役を退任予定ですが、今後も引き続きコミックスマート（株）の代表取締役としてIPプラットフォーム事業の成長を牽引してまいります。
事業環境の変化に迅速に対応できる経営体制を構築することで、当社グループの持続的成長及び企業価値向上を目指してまいります。
2024年度以降のグループ執行役員体制（2024年４月１日付予定）
※1 新任 ※2 新設
３．グループ執行役員の退任について
退任するグループ執行役員は以下の４名です。（2024年３月31日付）
なお、現 グループ上席執行役員の松田は（株）セプテーニ・インキュベートの代表取締役として、また、現 グループ執行役員の瀬戸口、福西はコミックスマート（株）取締役として、引き続き当社グループの事業成長に尽力してまいります。
■ グループ社長執行役員の指名を受けて
2024年４月１日付で（株）セプテーニ・ホールディングスのグループ社長執行役員に就任を予定しております神埜雄一です。入社以来、デジタルマーケティング事業を中心に当社グループの事業拡大に専念してまいりました。
中核事業であるデジタルマーケティング事業は、これまでも様々な事業環境の変化がありましたが、特に近年のコロナ禍を経てのDXの加速は大きな変化であり契機となりました。生活様式、消費行動、働き方などにおけるデジタル化が急速に進行したことで、社会におけるあらゆる起点にデジタル化が求められるようになり、デジタルマーケティングの需要はますます高まっています。
このような時代に佐藤からバトンを受け取り、新たな経営チームでグループの成長に貢献できることを非常に光栄に思います。グループミッション、ビジョンを道しるべに、当社グループのさらなる企業価値向上に向けてチーム一丸となって邁進いたします。
